ぎいん‐ないかくせい〔ギヰン‐〕【議院内閣制】
議院内閣制(ぎいんないかくせい)
議院内閣制では、首相は国会から選ばれる。首相は内閣を組織する。さて、国会は立法府で、内閣は行政府だ。行政府の長である首相は、立法府の国会から選び出される。つまり、議院内閣制では立法府と行政府の関係がきわめて近くなっている。
このことを「内閣が国会の信任のもとに成立する」と言う。議会と内閣は、いわば切っても切れない関係だ。
議院内閣制では、どちらの機関も、相手の機関をやめさせることができる。内閣は衆議院を解散させることができる。また、衆議院は内閣不信任により、内閣を解散させることができる。
その他、首相が議会から選ばれること、その他の大臣も議会から選ばれることなどが、議院内閣制の特徴だ。
(2000.10.14掲載)
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