鱚もつれ
読み方:きすもつれ
- 泥酔者。〔第二類 人物風俗〕
- 泥酔シテ前後ノ模様ヲ解セズ、是非ノ弁別ヲ欠キ、言語判明セザル態ヲ云フ。〔第四類 言語動作〕
- 泥酔して前後の模様を解せず是非の弁別を欠き、言語判明せざる態をいふ。〔犯罪語〕
- 泥酔して前後の模様を解せず是非の弁別を欠き、言語判明せざる態をいふ。
- 〔隠〕泥酔して前後の模様も、是非の弁別も、言語も判明せざるさま。
- 泥酔して呂律(ろれつ)が怪しく舌が「もつれる」よりか。
- 泥酔して言語も判明しない有様。鱚は口が小さく上あごが下あごをおおつているので、言葉が出にくそうな口である。
- 泥酔して前後しどろもどろ是非の分別を欠き、言語判明しないのをいう。〔香具師・不良〕
- 泥酔してロレツが怪しく舌が「もつれる」ことより。
隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。ご了承くださいませ。
お問い合わせ。
- 鱚もつれのページへのリンク