オラつく
「オラつく」とは、粋がり、悪ぶり、アウトロー(無法者)的な近寄りがたい威圧感を発しているようなさまを指す意味で用いられる表現。横柄・不遜・傍若無人な、悪ぶったような態度や仕草や服装、あるいは、そういう輩が好みそうな厳つい風情の車などを形容する表現として用いられることが多い。
「オラつく」 の「オラ」は「おらおら」という(ならず者が用いる)粗暴な間投詞であり、「~つく」は(「ふらつく」「ガタつく」などと同様)オノマトペに付いて「そういう状態である」ことを示す接尾辞である。
「オラつく」は「オラついた車」「オラついたファッション」というふうに名詞を形容する語として用いられることが多い。
たとえば「オラついた車」といえば、大きいフロントグリルに華美なメッキ加飾、大径ホイールに低扁平タイヤ、エアロパーツの装着に車高のローダウンなどが施されたような車が典型例として挙げられる。
「オラついている」という評価は、「ちょいワル的でカッコイイ」という好評である場合もあれば、単にダサいという悪評である場合もあり得る。
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