おのぼりさん

デジタル大辞泉

おのぼり‐さん【^▽御上りさん】

読み方：おのぼりさん

田舎から見物などのため都会に出てきた人を、からかっていう語。

大阪弁

おのぼりさん

大阪弁	訳語	解説
おのぼりさん	上京人	お上りさん。住んでいた土地を離れて都会へ移り住むこと、その人。いなかから、京都または東京へ行くこと。またその人。会社の転勤などでやむなく移動した人は含まれない。東京人やて？あんたもおのぼりさんなんやろ？ 「都落ち」は、京都から出た人のこと。「太宰府落ち」「福原落ち」などもあった。「布施落ち」「尼落ち」は、布施や尼崎に落ち延びたこと。

隠語大辞典

お上りさん

読み方：おのぼりさん

1. 都会見物の為めに田舎から出て来た人のことをいふ。地方から都へ来ることを上るといふから。
2. 都会見物に田舎から出て来た人。地方から都へ来ることを上（のぼ）るといふから。〔隠語〕
3. 〔隠〕都会見物に田舎から出て来た人。地方から都に来る事を上るといふ。
4. 都会見物に田舎から出てきた人のこと。地方から都に来ることを上るというからである。

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「おのぼりさん」の例文・使い方・用例・文例

• 商店街に入ると、陽菜はまるでおのぼりさんのようにキョロキョロ辺りを見回した。
• すこし落ち着け吉祥、おのぼりさん丸出しだぞ。