いつも心に太陽を_(映画)とは? わかりやすく解説

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いつも心に太陽を (映画)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/20 09:50 UTC 版)

いつも心に太陽を
To Sir, with Love
監督 ジェームズ・クラヴェル
脚本 ジェームズ・クラヴェル
製作 ジェームズ・クラヴェル
音楽 ロン・グレイナー英語版
主題歌 いつも心に太陽を
歌唱:ルル
作詞:ドン・ブラック英語版
作曲:マーク・ロンドン英語版
撮影 ポール・ビーソン英語版
編集 ピーター・ソーントン
配給 コロムビア映画
公開 1967年10月29日
1968年2月24日
上映時間 105分
製作国 イギリス
言語 英語
次作 いつも心に太陽を2
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いつも心に太陽を』(いつもこころにたいようを、原題:To Sir, with Love)は、1967年公開のイギリス映画である。

概要

エドワード・R・ブレイスウェイトの小説を元に映画化、ロンドンで撮影されたものである。原作は『先生へ、愛情をこめて』のタイトルで、1960年に毎日新聞社から日本語訳が出ている。映画も原題は小説と同じタイトルである。

白人の生徒たちの高校に赴任してきた黒人の教師の物語で、学園もののはしりとも言うべき作品であり、白人と黒人の社会問題に視点を当てた意欲的なものある。『暴力教室』で不良少年の一人を演じ、『夜の大捜査線』、『招かれざる客』とこの方面の社会派の話題作に出演を続けていたシドニー・ポワチエが主演し、ジェームズ・クラヴェルが監督した。

出演もしているイギリスの歌手ルルが歌った主題歌『いつも心に太陽を』はビルボード全米チャート5週連続1位を記録し、1967年の年間チャートでもビートルズザ・モンキーズらを抑えNO1を記録した。ただし、映画に使われたものとレコード化されてヒットしたものは、全く異なるヴァージョンである。前者はアップテンポでロック色が強く、後者はスローでバラード色が強い。

クライマックスの卒業パーティーのシーンでは、パーティー・バンド役でザ・マインドベンダーズ(10㏄のエリック・スチュワートが在籍)が出演している。同名のサウンドトラック・アルバムにも挿入曲2曲が収録されている。

キャスト

役名 俳優 日本語吹替
テレビ朝日 ?版[1]
マーク・サッカレー シドニー・ポワチエ 田中信夫
デナム クリスチャン・ロバーツ英語版 池田秀一
パメラ ジュディ・ギーソン 土井美加
ジリアン スージー・ケンドール英語版 高島雅羅
デア夫人 アン・ベル英語版
テオ・ウェストン ジェフリー・ベイルドン英語版 田村錦人
グレース・エヴァンス フェイス・ブルック英語版 小沢寿美恵
クリンティ・クリントリッジ パトリシア・ラウトリッジ英語版 花形恵子
ポッター クリストファー・チッテル英語版 大塚芳忠
モイラ・ジョセフ エイドリアン・ポスタ英語版 鵜飼るみ子
フロリアン校長 エドワード・バーナム英語版 辻村真人
シールズ アンソニー・ヴィラロエル 塩沢兼人
バーバラ ルル 藤田淑子
その他 石井敏郎
沼波輝枝
村松康雄
鈴木れい子
有馬瑞香
竹村拓
小野健一
小室正幸
中原茂
古田信幸
深見梨加
近藤玲子
林優子
古川登志夫

スタッフ

  • 監督・製作・脚本:ジェームズ・クラヴェル
  • 原作:E・R・ブレイスウエイスト
  • 撮影:ポール・ビーソン
  • 音楽:ロン・グレイナー

日本語版

※テレビ朝日版

続編

続編が1996年にアメリカでテレビ映画として製作されている。『いつも心に太陽を2英語版』(To Sir, with Love 2)で、監督はピーター・ボグダノヴィッチ、シドニー・ポワチエ、ルル、クリスチャン・ペイトンらが出演した。シドニー・ポワチエは、30年間の教師キャリアのある黒人教師で、新たな学校を求めてシカゴにやってきたという設定になっている。日本ではテレビの昼および深夜時間帯に放送されたことがある。

脚注

外部リンク


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