あっちの目こっちの目
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『あっちの目 こっちの目』 | ||||
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ヒカシュー の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | Jonas gottfriedsen | |||
ジャンル | ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | 徳間ジャパン/ジャパンレコーズ | |||
プロデュース | oikawa yoshihiro | |||
ヒカシュー アルバム 年表 | ||||
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『あっちの目 こっちの目』(あっちのめ こっちのめ)は、ヒカシューの8枚目のオリジナル・アルバム。1993年10月25日に徳間ジャパンコミュニケーションズより発売。
本作からトルステン・ラッシュがメンバーに加入。ジャケットは、瓶の中の目玉の絵。再発版には、オリジナル版発売時に発行された「ヒカシュー新聞」が付録として付いている。
収録曲
特記事項なき限り、出典は全て「ヒカシュー新聞」による。
- 石仏 Stone Buddha
- 作詞:巻上公一/作曲:トルステン・ラッシュ
- この曲の大部分はシベリアの民族楽器からサンプリングされた。
- 零桜 こぼれ桜 Sakura on the Ground
- 作詞:巻上公一/作曲:三田超人
- 三田は、この曲をほぼ全て湯河原の巻上公一の家で作り、間奏のみベルリンで作曲した。
- あっちの目、こっちの目 Nervous eyes
- 作詞:巻上公一/作曲:野本和浩
- 野本によれば、「加藤茶の歌舞伎のものまねの目」のイメージらしい。
- シーラカンス Coelacanth
- 作詞:巻上公一/作曲:野本和浩
- 野本は漫画のシーラカンス(内田春菊作)をイメージして作曲している。
- Πラップル Pai Rapple
- 作詞・作曲:三田超人
- 曲の構成自体が円環構造になっており、20小節のパートは円周率の小数点以下の数を元に作られている。
- さなぎ Sanagi
- 作詞・作曲:巻上公一
- 巻上は、「心の中に存在する殻のようなもの。その変容を書いてみたいと思っていた。視覚に訴えかける形を探していたらさなぎに出会った。」としている。
- 演奏を自由に伸び縮みできるような構成にしてあり、スタジオでも尺を決めずに録音に入った。
- 男は言った Das kann nicht sein
- 作詞:巻上公一/作曲:三田超人
- 三田は、この曲の感想をベルリンで、間奏以外をフジパシフィック音楽出版の小さなスタジオで作った。
- だるま Daruma
- 作詞:巻上公一/作曲:野本和浩
- 野本は、「クリームやツェッペリン、昔聴いた古き良き時代のロックの影響を受けて作った」という。
- 草雲雀 Kusahibari
- 作詞:巻上公一/作曲:坂出雅海
坂出は、「あえて主旋律だけの曲を作った」という。
- ハーシー#3 HERsHE#3
- 作曲:NEWTON LAUREN
- 夢植物 Plant in My Dream
- 作詞:巻上公一/作曲:トルステン・ラッシュ
- トルステンは、「駅からの帰宅途中でこの曲のベースラインが思い浮かび、家に着いた時にはすっかり出来上がってしまっていた」という。
- 色えんぴつ Iroenpitsu
- 作詞:巻上公一/作曲:野本和浩
- 野本は、この曲の譜面に小節線を付けなかった。
参加アーティスト
- ヒカシュー
- ゲストミュージシャン
固有名詞の分類
ヒカシューのアルバム |
水に流して 丁重なおもてなし あっちの目こっちの目 私の愉しみ 転転々 |
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