あっちの目こっちの目とは? わかりやすく解説

あっちの目こっちの目

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/21 09:23 UTC 版)

『あっちの目 こっちの目』
ヒカシュースタジオ・アルバム
リリース
録音 Jonas gottfriedsen
ジャンル ロック
時間
レーベル 徳間ジャパン/ジャパンレコーズ
プロデュース oikawa yoshihiro
ヒカシュー アルバム 年表
はなうたはじめ Humming Soon
1991年
あっちの目 こっちの目
1993年
超時空世紀オーガス02
1993年
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あっちの目 こっちの目』(あっちのめ こっちのめ)は、ヒカシューの8枚目のオリジナル・アルバム1993年10月25日徳間ジャパンコミュニケーションズより発売。

本作からトルステン・ラッシュがメンバーに加入。ジャケットは、瓶の中の目玉の絵。再発版には、オリジナル版発売時に発行された「ヒカシュー新聞」が付録として付いている。

収録曲

特記事項なき限り、出典は全て「ヒカシュー新聞」による。

  1. 石仏 Stone Buddha
    • 作詞:巻上公一/作曲:トルステン・ラッシュ
    • この曲の大部分はシベリアの民族楽器からサンプリングされた。
  2. 零桜 こぼれ桜 Sakura on the Ground
    • 作詞:巻上公一/作曲:三田超人
    • 三田は、この曲をほぼ全て湯河原の巻上公一の家で作り、間奏のみベルリンで作曲した。
  3. あっちの目、こっちの目 Nervous eyes
    • 作詞:巻上公一/作曲:野本和浩
    • 野本によれば、「加藤茶の歌舞伎のものまねの目」のイメージらしい。
  4. シーラカンス Coelacanth
    • 作詞:巻上公一/作曲:野本和浩
    • 野本は漫画のシーラカンス(内田春菊作)をイメージして作曲している。
  5. Πラップル Pai Rapple
    • 作詞・作曲:三田超人
    • 曲の構成自体が円環構造になっており、20小節のパートは円周率の小数点以下の数を元に作られている。
  6. さなぎ Sanagi
    • 作詞・作曲:巻上公一
    • 巻上は、「心の中に存在する殻のようなもの。その変容を書いてみたいと思っていた。視覚に訴えかける形を探していたらさなぎに出会った。」としている。
    • 演奏を自由に伸び縮みできるような構成にしてあり、スタジオでも尺を決めずに録音に入った。
  7. 男は言った Das kann nicht sein
    • 作詞:巻上公一/作曲:三田超人
    • 三田は、この曲の感想をベルリンで、間奏以外をフジパシフィック音楽出版の小さなスタジオで作った。
  8. だるま Daruma
    • 作詞:巻上公一/作曲:野本和浩
    • 野本は、「クリームやツェッペリン、昔聴いた古き良き時代のロックの影響を受けて作った」という。
  9. 草雲雀 Kusahibari
    • 作詞:巻上公一/作曲:坂出雅海

坂出は、「あえて主旋律だけの曲を作った」という。

  1. ハーシー#3 HERsHE#3
    • 作曲:NEWTON LAUREN
  2. 夢植物 Plant in My Dream
    • 作詞:巻上公一/作曲:トルステン・ラッシュ
    • トルステンは、「駅からの帰宅途中でこの曲のベースラインが思い浮かび、家に着いた時にはすっかり出来上がってしまっていた」という。
  3. 色えんぴつ Iroenpitsu
    • 作詞:巻上公一/作曲:野本和浩
    • 野本は、この曲の譜面に小節線を付けなかった。

参加アーティスト

ヒカシュー
ゲストミュージシャン




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