あかい‐しんにょ【赤い信女】
赤い信女
読み方:あかいしんにょ
- 未亡人のことをいふ。夫婦の戒名を石碑に刻む時に、生存して居る者の方へ朱を入れるからいふ。未亡人の妊娠したことを「赤い信女の木魚講」といふ。又一般にも用ふ。〔僧侶語〕
- 未亡人なり。夫死する時夫の墓に彼女の戎名を何々信女と刻み置く。その文字赤の朱書なればかくいふ。
- 未亡人のことをいふ。夫婦の戒名を石碑に刻む時に、生存して居る者の方へ朱を入れるからいふ。未亡人の妊娠したことを「赤い信女の木魚講」といふ。
- 〔隠〕未亡人の事、夫婦の戒名を石碑に刻む時生存して居る者の方へ朱を入れる所より出づ。
- 未亡人のことをいふ。
- 未亡人。夫婦の内何れが死んだ時、同一墓石に戒名を刻む時生存してゐる者の方の戒名は二字程朱で書く事になつてゐるから。
- 未亡人、後家のこと。夫の死後、墓の石塔に夫の称号と並べて未亡人の称号も定めて貰い一緒に刻み込むが、未亡人の称号だけには、生きていることを表わす意味で朱を入れることから出た語。
- 未亡人。夫婦の内何れか死んだ時、同一墓石に戒名を刻む時生存している者の方の戒名は二字程朱で書くことになっているから。
隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ。
- あかいしんにょのページへのリンク