『The Living Return』
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/08 20:17 UTC 版)
「スウィング・アウト・シスター」の記事における「『The Living Return』」の解説
前作発売から、4枚目となるアルバム『リヴィング・リターン』が発売された1994年までの間に、バンドを取り巻く環境は大きく変化した。プロデュースはそれまでのオードフィーに代わってレイ・ヘイデンが起用され話題となった。彼は肩の力が抜けたスウィング・アウト・シスター本来の魅力をスタジオ録音で引き出すことに貢献した。バンドの正式メンバーは変わらずコーネルとドリュリーの二人のみであったが、サポートメンバーには52nd Streetでもベースギターを担当していたデレック・ジョンソン、パーカッション担当のクリス・マニス、ドラマーのマイク・ウィルソン、トランペットのターケルなど総勢10名の豪華なものとなった。このユニットによる演奏は、日本で先行リリースされたライブ・アルバム『ベスト・ヒッツ・ライヴ』(Live at the Jazz Café)でも聞くことができる。『リヴィング・リターン』には、往年のソウル・グループであるデルフォニックスの曲をカバーし、映画『フォー・ウェディング』のサウンドトラックにも加えられたシングル「ラ・ラ・ミーンズ・アイ・ラヴ・ユー」(La La (Means I Love You))が収録されている。また、「オ・ペサデロ・ドス・オートレス」(O Pesadelo Dos Autores)は複数の曲(「Brazilian Rhyme」「Come With Me」「My Cheri Amour」「The Smiling Hour」「Butterfly」)をメドレー形式にカバーした珍しいものである。
※この「『The Living Return』」の解説は、「スウィング・アウト・シスター」の解説の一部です。
「『The Living Return』」を含む「スウィング・アウト・シスター」の記事については、「スウィング・アウト・シスター」の概要を参照ください。
- 『The Living Return』のページへのリンク