『黄帝書』
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/11 03:08 UTC 版)
『老子』乙本の巻前に置かれていた、四篇からなる佚書である。いずれも当初からの篇名を有し、内容および書写当時の歴史的背景を踏まえ、一括して『黄帝書』(黄帝四経)と名付けられた。 『経法』 - 「刑名」の思想(黄老思想)について論じる。 『十六経』 - 黄帝と臣下の問答形式を取る小篇が多く、「刑名」ならびに「陰陽刑徳」について論じる。 『称』 - 格言に類する語句を集め、内容的には前2篇と同体系に属する。 『道原』 - 道の性質と本源を論じるが、「刑名」の説ともある程度の関連がある。
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