『柳子新論』
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山県大弐の代表著書。1759年(宝暦9年)に脱稿。「士農工商は階級ではなく職務上の分担」と人間尊重を唱え、尊王攘夷を記した書。江戸期において一般には流通していないが、1855年(安政2年)に長州藩士・吉田松陰と僧・宇都宮黙霖との往復書簡において松陰が『柳子新論』の借用を望む記述がある。松陰の倒幕思想に影響を与えたとする説もあるが、松陰が実際に『柳子新論』を読んだ確証は見られない。
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