「水なき地に水を引く」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 04:56 UTC 版)
「ヴェルサイユ宮殿」の記事における「「水なき地に水を引く」」の解説
ヴェルサイユには近くに水を引く高地が無い。ルイ14世は10km離れたセーヌ川の川岸にマルリーの機械と呼ばれる巨大な揚水装置を設置し、堤の上に水を上げさせた。そして古代ローマに倣って水道橋を作って、水をヴェルサイユまで運び、巨大な貯水槽に溜め込んだ。こうして水無き地で常に水を噴き上げる噴水庭園を完成させ、自然をも変える力を周囲に示した。
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