「国際連合開発計画」のレポート
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「コチャバンバ水紛争」の記事における「「国際連合開発計画」のレポート」の解説
国際連合開発計画は「人間開発報告書」の2003年版で、コチャバンバ水紛争について取り上げた。この中で、紛争の発生原因は、「多額の費用のかかるミシクニ・プロジェクトの費用を受益者から前もって徴収するために大幅な水道料金の引き上げを実施しようとしたこと」でアナリストの多くが一致しているとした。また民営化移行時の問題点として以下の3点をあげた。 水道料金の値上げが必要な理由を政府が説明すること。 富裕層と貧困層でわけた戦略的な水道料金体系の設定(場合によっては貧困層に水を無償提供するなど)。 水道料金の引き上げは、一度に実施するのではなく段階的に行うべきであった。
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