☗9:その1 ... ▲2一飛成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/26 21:05 UTC 版)
「ノーガード戦法」の記事における「☗9:その1 ... ▲2一飛成」の解説
△持ち駒 歩二 ▲持ち駒 角桂歩二図は▲2一飛成まで ' △持ち駒 銀歩二 ▲持ち駒 角桂歩二図は△8八飛成まで ' 9.9 ... ▲2一飛成。飛車を成り込みつつ後手の桂馬を取って反撃する、先手にとって最も強い指し方。 9.9 ... △8八飛成。後手は突っ込んでいく。先手の8八地点には利き駒が金しかいないため、後手は角と飛車で8筋を突破することが可能となっている。なお先に角で行くと、▲同金△同飛成のときに▲3三角の王手龍取りを食らってしまう。 △持ち駒 金銀歩二 ▲持ち駒 飛角桂歩二図は△8八同角成まで ' 10.10 ... ▲8八同金 △同角成 。先手は▲同金とし、後手は△同角成となり、後手の狙いは一応成功している。ただしこうしてお互い攻めあった局面の駒の損得は、飛桂と金銀の交換であるから駒割りはほぼ互角とみられ、先手が手番であり、龍と馬の差をかんがみて後手の形勢が特段よいわけではない。ただし先手も一歩間違えると即逆転される局面ともなっている。以下先手が▲7七角であれば以下△8九馬▲1一角成△6七馬▲6九香△5七馬▲4八金△5八銀▲同金△3九馬などの展開が一例。 また▲7七角に変えて▲8二歩も考えられ、これに対して△同銀なら▲8五飛の角銀両取りが生じる。したがって後手は放置して△2二馬と大駒交換を強要し以下▲同龍 △同銀 ▲8一歩成 に△8八飛と打った局面は、次に△6九金からの詰めろが生じている。以下▲7七角 △8九飛成 ▲6九桂 としておく。△7八金なら▲2二角成。△6八銀 ▲同角 △7八金には▲9五角があり、以下△6九金 ▲4八玉 △6二銀 ▲2三歩以下、△同銀には▲2一飛である。
※この「☗9:その1 ... ▲2一飛成」の解説は、「ノーガード戦法」の解説の一部です。
「☗9:その1 ... ▲2一飛成」を含む「ノーガード戦法」の記事については、「ノーガード戦法」の概要を参照ください。
- ☗9:その1 ... ▲2一飛成のページへのリンク