シュミーズ【(フランス)chemise】
シュミーズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/30 04:43 UTC 版)
シュミーズ(仏: chemise)は、西洋で中世以降使われてきた肌着。時代と性別により様々な形式が見られるが、現代の女性用は肩から紐で垂らした筒型が胴部をゆるやかに覆うスタイルであり[1][2]、スリップと混同されることが多い[1][3][4]。日本ではしばしば「シミーズ」とも表記・発音された[5]。
注釈
- ^ 英: smock。元は下着を意味するサクソン語[7]。
- ^ 仏: corset。13世紀に使われたコルセは短袖つきのワンピースで、細く絞られた胴部が特徴的である[12]。
- ^ 英: empire style。ナポレオンによる第一帝政期の婦人服のスタイル[13]。
- ^ 英: romantic style。シャルル10世(1824年-1830年)、ルイ・フィリップ王(1830年-1848年)の時期に見られた、ロココ調を偲ばせる華やかなスタイル[14]。
- ^ 英: crinoline style。1850年代-1860年代に流行した、クリノリンを使ったファッション[15]。
- ^ 英: bastle style。1870年代-1880年代に流行した、バッスルを使ったファッション[16]。
出典
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v 服装文化協会(編) 2006, p. 450.
- ^ a b c 石山彰(編) 1982, p. 355.
- ^ a b c d e f 丹野郁(編) 1980, p. 212.
- ^ a b c d e f g h i j k l m 丹野郁(編) 1980, p. 209.
- ^ 石山茂利夫『今様こくご辞書』読売新聞社、1998年、50-51頁。ISBN 4-643-98075-3。
- ^ a b c d e 石山彰(編) 1982, p. 356.
- ^ (服装文化協会(編) 2006, p. 450)
- ^ a b c d e f g h i j 丹野郁(編) 1980, p. 211.
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t 服装文化協会(編) 2006, p. 451.
- ^ a b c d e 丹野郁(編) 1980, p. 210.
- ^ a b c d e f g 服装文化協会(編) 2006, p. 452.
- ^ (服装文化協会(編) 2006, p. 348)
- ^ (服装文化協会(編) 2006, p. 81)
- ^ (丹野郁(編) 1980, p. 122)
- ^ (丹野郁(編) 1980, p. 131)
- ^ (丹野郁(編) 1980, p. 320)
- 1 シュミーズとは
- 2 シュミーズの概要
- 3 脚注
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