"/etc/portage/make.conf" でシステム全体に設定
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/09 02:16 UTC 版)
「USEフラグ」の記事における「"/etc/portage/make.conf" でシステム全体に設定」の解説
例えば、Intel の Skylake(第6世代 Core 2)プロセッサを使用しているとする。その場合、Skylake プロセッサに含まれない命令に対応するバイナリを生成すると余分である。そこで、 COMMON_FLAGS="-march=skylake" とすると、余分なサポートを含まないバイナリを生成でき、Skylake プロセッサで高速に稼働するシステムを構成することができる。 さらに、GNOME デスクトップ環境を構築することを考える。その場合生成するバイナリが KDE に対応していると必要のないサポートが組み込まれ、結果としてシステム全体は重くなる。そこで、USEフラグを、 USE="gnome -kde" と記述してシステムに適用すると GNOME のサポートを組み込み、KDE のサポートを組み込まないようにバイナリを生成できる。
※この「"/etc/portage/make.conf" でシステム全体に設定」の解説は、「USEフラグ」の解説の一部です。
「"/etc/portage/make.conf" でシステム全体に設定」を含む「USEフラグ」の記事については、「USEフラグ」の概要を参照ください。
- "/etc/portage/make.conf" でシステム全体に設定のページへのリンク