麻雀用語一覧
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/10 18:37 UTC 版)
は行
- 場
- 八連荘(パーレンチャン)→ ローカル役のひとつ。
- 牌(はい・パイ)
- 牌活字(はいかつじ)→ 印刷物などの文中に現れる雀牌のこと。
- 配原(はいげん)→ 配給原点の略。
- 配原ビンタ(はいげんビンタ)→ 配給原点をクビとするビンタのこと。ウマ_(麻雀)#ビンタを参照。
- 牌効率(はいこうりつ)
- 牌捌き(はいさばき)
- 牌を扱うときの手つきや手さばきのこと。
- 不要牌を処理する・切り出す際の技術のこと。
- 牌姿(はいし)
- 牌写植(はいしゃしょく)→ 牌活字のこと。
- 倍直(ばいちょく)→ 倍満を直撃すること。
- バイニン、玄人、売人
- 麻雀を生業とする者たちの総称。戦後すぐもしくは昭和の時代を舞台とした作品などによく登場する、やや古い言い回し。もともとは商売人の略であり、「玄人」は絶技のイカサマを使用できる麻雀打ち(= それを商売とする者)の意味を込めて「バイニン」と当てたものと思われる。
- 白板(パイパン)
- 牌譜(はいふ・パイふ)
- 倍満(ばいまん)
- 牌山(はいやま)→ ツモ山のこと。壁牌。手積みでは1人17幢積むのが正しい積み方とされる。
- 牌理(はいり)
- 広義には、手作りにおける牌の組み合わせの理。
- 狭義には、3枚の牌を1面子とする麻雀の基本的な決まりごとによって当然(必然的に)導かれる牌の理。
- 入り目(はいりめ)→ 入り目(いりめ)
- 牌流定石(ぱいりゅうじょうせき)→ 金子正輝の提唱する麻雀理論の名称。
- 包(パオ)
- 好牌先打(ハオパイシェンター)→ 麻雀の戦術#麻雀の戦術に関する格言
- 場風・場風牌 → 風牌・圏風牌
- バカ混(バカホン)→ 副露した混一色のみのアガリのこと。
- 場況(ばきょう)→ 場の状況のこと。手牌や捨牌相だけでなく点棒状況まで含めた状況であることを含意する。
- 爆弾、爆弾積み → 積込み技の一種。イカサマ。
- 爆牌(ばくはい)
- 箱(ハコ割れ、ハコテン、ドボン、トビ、ぶっとび)
- ハコ下精算(ハコしたせいさん)→ 箱 (麻雀)を参照
- 端牌(はしはい)→ 1や9のこと。
- ハジキ(弾き)
- イカサマの一種。他家の聴牌時に自分の捨てようとしている牌がその他家の当たり牌と読んだ場合、河に六枚切りに捨ててある一段目の6枚目もしくはその近くの牌を弾いてその牌を捨てたかのようにして見せるイカサマ。なお、その6枚目もしくはその近くの牌が安全牌でなければならない。
- 馬身(ばしん)
- 場千五(バセンゴ)→ 積み符を、1本場300点ではなく1500点とするルール。
- 場ゾロ
- 場代(ばだい)→ 雀荘用語。フリー雀荘などで1ゲームごとに徴収されるゲーム代のこと。貸し卓を借りる場合は1ゲームごとではなく時間単位。
- 裸単騎(はだかたんき)
- バック
- お釣りの額につく接尾辞。点棒のやりとりで使われる。
- 役の後付けのこと。特に役牌の後付けを指すことが多い。
- バックドロップ→バックと同義。
- パッコロ → 麻雀専用の正12面体のサイコロのこと。サイコロ#麻雀用サイコロもしくは配牌#パッコロを参照。
- 発声優先(はっせいゆうせん)
- 伝統的なルールでは、同じ牌にチーとポンがかかった場合、無条件にポンのほうを優先する。チーとカンが被った場合も同様に、チーよりカンを優先する。これに対し、先に発声したほうを優先するルールが発声優先である。発声優先のルールでは、ワンテンポ遅れたポンやカンは認められず、先に発声のあったチーのほうが優先される。同時であればポン・カンのほうが優先である。
- バッタ → シャンポンの俗称。元来は3366で36待ちのシャンポン待ちのように、スジ待ちのシャンポン待ちのことを両門待ちの「バッタもん」(偽物の意)としてこう呼んだ。
- 罰符(ばっぷ)
- 花牌(はなはい)
- 花麻雀(はなまーじゃん)→ 花牌を用いる麻雀のこと。対義語は「清麻雀」。
- ハネ直、跳直(はねちょく)→ 跳満を直撃すること。
- 跳満(はねまん)
- 早い立直は一四索→麻雀の戦術#麻雀の戦術に関する格言
- 腹ボテ→中ブクレ
- 飜・翻(ハン、ファン)
- 役の値段を表す単位。各種団体・慣習によって「飜」と表記する場合と「翻」と表記する場合があるが、「飜」も「翻」も同義である。麻雀用語における表記揺れの代表例。
- 半自動卓(はんじどうたく)→ 牌を自動で裏返しにしてくれる雀卓。電磁石式。そのあとの牌を並べて山を積む動作は手動。
- 反射(はんしゃ)
- 相手のなんらかの行動から、その相手が手の内に持っている牌を読むこと。反射読み。本来見えないはずの牌を読むことができれば、その局面での守備力はワンランク上がる。
- たとえば、親リーチに対してベタオリしている他家Aが無スジの2を切り出してきたとする。Aはおりているのだから、2は通る牌として切っている。2が通る根拠は3のカベか4のカベで、自分の手の内に4の対子があるから、Aから見えているカベは3のほうだということになる。3がAの手の内に固まっているなら、同じくカベ下の1は通る牌ということになる。
- 半荘(ハンチャン)
- 飜牌・翻牌(ハンパイ、ファンパイ)→ 役牌のこと。
- バンバン → 場ゾロのこと。デンデンなどともいう。地方により異なる。
- 半満貫(はんまんがん) → かつて存在したもので、文字通り満貫の半分の点数であった。
- ピアノ待ち → 聴牌形のひとつ。23456のような三門張の古称・別称。
- Bトップ(びーとっぷ)→ ブー麻雀の用語。2人浮きのトップのこと。マルB。
- 壁牌(ぴーぱい、びーぱい)→ 牌山、山、ツモ山のこと。
- 引き、ヒキ
- おもに「ヒキが強い」「ヒキが弱い」の形で、有効牌をツモってくる力のこと。ツモ力。
- 引きヅモ(ひきづも)
- ツモアガリの際、ツモってきた牌を卓の淵にくっつけること。くっつけること自体が引きヅモにあたり、その際の強弱は問わない。マナー違反である。
- 引きぼり → ツモ切りのこと。
- 引き戻し、引き戻す
- 既に一度捨ててしまっている要牌をもう一度引いてくること。引き返し。
- 引っかけ → 引っかけ立直のこと。
- 人の嫌がる三門聴 → 麻雀の戦術#麻雀の戦術に関する格言
- 百万石(ひゃくまんごく)→ ローカル役のひとつ。
- 表示牌(ひょうじはい)→ ドラ表示牌の略。
- ヒラ・ヒラ打ち → (おもにフィクションなどで、何らかのイカサマ技を習得している打ち手が)イカサマを使わないで打つこと。
- 平場(ひらば)→ 0本場のこと。
- 拾い技(ひろいわざ)→ イカサマの一種。
- ピン → 千点100円のレートのこと。テンピンとも。
- ピン雀(ピンじゃん)→ レートがピンのフリー雀荘のこと。
- 筒子、餅子(ぴんズ、トンズ)
- ビンタ → 特殊な差しウマの一種。
- 符(ふ)
- 飜・翻(ファン、ハン)
- 飜牌・翻牌(ファンパイ、ハンパイ)→ 役牌のこと。
- 花竜(ふぁろん、ほぁろん)→ ローカル役のひとつ。三色通貫に同じ。
- 風花雪月(ふうかせつげつ)→ ローカル役のひとつ。
- 浮屍牌(フーシーパイ)→ 捨て牌のこと。
- 風速(ふうそく)→ レートのこと。やや古風な言い回し。
- 副底(フーテイ)
- ブー麻雀 → 誰かの持ち点が倍になるか、誰かの点棒がなくなった時点で対局終了とするルール。
- 副露(フーロ)
- 深い、山に深い
- ツモ山の後半から終盤のこと。あるいは現時点から見て時間的に遠いツモ山の場所のこと。
- ○○含み(○○ぶくみ)
- 「三色含み」→ このあとうまく牌を引けば、あるいはうまく手変わりすれば三色になる牌姿のこと。
- 「手役含み」→ この先なんらかの手役ができる見込みのある状態のこと。
- 「ドラ含み」→ ドラを含んでいる順子・搭子のこと。
- 伏せ牌(ふせはい)→ 手牌を伏せること。また、手牌を伏せた状態で打つこと。オンライン麻雀では観戦者に対して手牌を伏せること。
- ぶつ(打つ)→ 麻雀をすること。やや古風な言い回し。
- ぶっこ抜き(ぶっこぬき)→ 抜き技の一種。イカサマ。
- 符跳ね(ふはね)→ 符の増加によってアガリ点がアップすること。符計算については麻雀の得点計算#符の計算を参照。
- 部分役(ぶぶんやく)
- フリー → フリー雀荘のこと。
- 振り込み(フリコミ)
- 振聴、振り聴(フリテン)
- プンリー → オープン立直の俗称。
- 黒一色(へいいーそー、こくいーそー)→ ローカル役のひとつ。
- 平局(へいきょく、ピンチュイ)→ 流局のこと。特に誰もアガリを宣言せずに終わった場合の流局のこと。荒牌平局とも。
- 北家は鳴くな→麻雀の戦術#麻雀の戦術に関する格言
- 北抜き(ペーぬき)→ 三人麻雀の一種。三人麻雀の古典ルール。
- ベタオリ
- ヘタ殺し(へたごろし)→ 素人や初心者にはめっぽう強いこと。
- ベタ師(べたし)→ エレベーターを使うイカサマ師のこと。
- ベタ積み(べたづみ)
- 積み込み技の一種。自分のツモ筋があるほうの列(東家/西家なら上山、南家/北家なら下山)に好牌を積み、もう一方の列にはクズ牌を積む積み込み方のこと。
- 下手なシャボより辺張・嵌張 → 麻雀の戦術#麻雀の戦術に関する格言
- 紅孔雀(べにくじゃく)→ ローカル役のひとつ。
- 辺搭(ペンター)→ ペンチャン搭子のこと。
- 辺張待ち(ペンチャンまち)・辺張聴(ペンチャンテン)
- 河(ホー・かわ)
- 放銃(ほうじゅう、ホーチャン)
- 棒テン(ぼうテン)
- スピード最優先で一直線に聴牌に向かうこと。あるいは、手役や待ちの良し悪しを考慮せず、ひたすら聴牌することのみを目指すこと。
- 工夫のない手作りであることから転じて、手成りでできた聴牌を棒テンと言うこともある。
- 棒テン即リー全ツッパ
- 暴牌(ぼうはい、ぼうぱい)
- 明らかな危険牌を切ること。あるいはその牌のこと。
- 和了(ホーラ・あがり)
- ポッチ → 白ポッチの略称。
- 碰(ポン)
- ポンカス → ポンされている牌の4枚目のこと。
- ポン材(ポンざい)→ ポン可能な対子のこと。
- ポン聴(ポンてん)→ ポンして聴牌すること。類語に「チー聴」。
- 本走(ほんそう)→ 雀荘用語。メンバー(従業員)が卓に入って(自腹で)打つこと。対義語は「代走(だいそう)」。
- 紅中(ほんちゅん)→ 字牌の中のこと。
- 混清老(ほんちんろう)→ 混一色と清一色と混老頭のこと。
- 用例:「混清老役満縛り」(混一色、清一色、混老頭、もしくは役満でなければアガってはならないとする縛り)
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