魔導物語及びぷよぷよシリーズの登場人物 は行

魔導物語及びぷよぷよシリーズの登場人物

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/12 00:42 UTC 版)

は行

ハーピーHARPY
  • 声:山崎和佳奈 - PCE版『ぷよぷよCD』、PCE版『ぷよぷよCD通』
  • 声:井上喜久子 - 『ぷよぷよ の〜てんSPECIAL』
  • 声:RIU - 『ぷよぷよSUN』、『わくわくぷよぷよダンジョン』、SS版『魔導物語』、『たいぷdaぷよぷよ』、『みんなでぷよぷよ』、ディスクステーション収録ムービー
  • 声:こおろぎさとみ - 『ぷよぷよ〜ん』
  • 声:種田梨沙 - 『ぷよぷよ!!クエスト』、『ぷよぷよクロニクル』、『ぷよぷよテトリス2』
金色の翼を持つ鳥人(?)の少女。14歳。9月13日生まれ。身長147cm。体重38kg。3サイズはB77、W57、H79。マイペースな性格で、オペラ調に話す[7]音痴であり、歌っている時は自分の世界に入り込んでいるため、周りの者が苦しんでいても気がつかない[7]。その一方で、自分が音痴であるという自覚がない[7]。夢はコンサートのメッカ「魔導館」で唄うこと。彼女の歌の影響は作品によって異なっており、初代『ぷよぷよ』や『ぷよぷよ通』、『ぷよぷよ〜ん』のように音程が外れているだけで特に害が無い場合と、『ぷよぷよSUN』や『わくぷよ』のように聞いた者が耳を手で押さえて倒れこむほどの酷い声の場合がある。
『ぷよぷよ』シリーズでは左右一列(または二列)で積む、通称「ハーピー積み」と呼ばれる思考ルーチンを持つことで知られる。『魔導四五六』(DS9号)では司会、『わくぷよ』ではスターライトステージのボスを担当している。
ヨーロッパで稼動していたAC版『ぷよぷよ』は宗教上の関係から「Dark Elf(ダークエルフ)」という名前になり、翼が削除されて衣服も深緑色に変更されている。PC-98版『魔導物語3』では伝承に沿った姿をしているが、それ以外の作品では薄絹を纏い背中に羽を生やした少女の姿をしている。『ぷよぷよ7』では、漫才デモにおいてカメオ出演している(姿のみで、ボイスは無い)。
バーベガジ
原始人の様な姿をした氷の精霊。よそ者を嫌って寒い所に住むせいで、いつも風邪を引いている。髪や髭など全身の毛が凍結し、つららと化している。
ハニービー(HONEY BEE
  • 声:けみ - 『ぷよぷよSUN』、GBC版『ぽけっとぷよぷよ〜ん』
  • 声:政野早希子 - 『ぷよぷよ〜ん』
時代劇マニアのハチ。ベル型注射器を持っており、「お注射でござる」と叫びながら誰彼かまわず注射をしようとする。『わくぷよ』では「ソルジャービー」「ナースビー」「クイーンビー」という亜種とともに登場している。
パノッティ(PANOTTY
  • 声:日髙のり子 - PCE版『ぷよぷよCD』、PCE版『ぷよぷよCD通』
  • 声:緒方恵美 - 『ぷよぷよ の〜てんSPECIAL』
  • 声:ぎゃらりぃぐりこ - 『わくわくぷよぷよダンジョン』、ディスクステーション収録ムービー
  • 声:水田わさび - 『ぷよぷよ〜ん』
  • 声:角元明日香 - 『ぷよぷよ!!クエスト』
いたずら好きな笛吹き小僧で、緑の服に尖がった赤い帽子を着用している。9歳。4月3日生まれ。身長140cm。体重32kg。人を驚かせるのが趣味。
基本的にはニコニコしているが、笛の音に合わせて踊らないと怒る。また初代『ぷよぷよ』と『ぷよぷよ〜ん』では負けるとアメリカンクラッカーのような独特の涙を流して泣き、両目から垂れ下がった大粒の涙が打ち合いながら揺れる。ちなみに『ぷよぷよ通』とその画像を流用した『ぷよぷよBOX』では負けると笛を踏んづける。
彼が持っている横笛は、本来ならば数十人の人間を一度に操れるほどの魔力を有しているが、実力不足のため一人の人間を躍らせるのが精一杯な様子。MD版『魔導物語I』では吹き矢を仕込んでいる。名前の意味は耳の尖った異人。
『魔導四五六』(DS9号)では司会、『はめきん』(DS12号)では地下4階(ぷよぷよ地獄のフロア)の監視員、『わくぷよ』ではスターライトステージの中ボスを務めている。『アルル漫遊記』(DS13号)では安徳天皇として登場。当時のSS版『魔導物語』公式サイトではおおかみ少年、ハイフラワーと共にゲーム内容を紹介していた。小説『真・魔導物語』ではハーフエルフという設定で、人々から差別を受けている。
『ぷよぷよ〜ん』では機種によって設定が異なり、DC版他ではコンサートを開いており、アルルを客だと勘違いしている。GBC版ではサーカスの団員で、団長にショーに出してもらえないことを悔しがっている。
バロメッツBAROMETT
下半身がトマトの実のヒツジ。主に「めぇー」と鳴くが、怒った時などは「もー」とも鳴く(PC-98版『魔導物語3』やSS・PS・PS2版『ぷよぷよ通』の漫才デモなどが該当)。臆病かつ痛いのが嫌で、許しを請うたりする。喜ぶと頭部に花が咲く。名前の意味はヨーロッパに伝わる根の生えた羊。
バンパイア
高貴な血筋の吸血鬼。伯爵の片腕として名高く、ミノタウロスに大怪我を負わせる実力の持ち主。ルルー曰く「キザッたらしい外見」。
ピエロ
『ぷよぷよ〜ん』に登場するサーカスのピエロ。正体はドッペルゲンガーアルル。GBC版のみ勝負をすることになるが、特技は使えない。
ビリーバーン / ビリード・バ・バーン / バリー・ド・バビーン
コンパイルのゲーム『ジャンプヒーロー』の主人公「ビリード・バ・ビーン(ビリー・ド・バビーン)」の兄で、修行兼生き別れの弟を探して旅をしている。熱血漢で、声が大きくて押しが強い。必殺技は「脳天爆撃斬」と「フェニックス幻妖剣」。
なお、キャラクターの初出は『ジャンプヒーロー』シリーズではなく、メガドライブ版『魔導物語I』にて同じく『ジャンプヒーロー』の「イヴァン・ペントロヴィッチ・ギンフスキー」王子の母親という設定の「ミセス・イヴ」と共に登場している。後に『す〜ぱ〜なぞぷよ通 ルルーの鉄腕繁盛記』にも登場したことで、『ぷよぷよ』シリーズに登場した唯一の『ジャンプヒーロー』関連キャラクターとなっている。『ジャンプヒーロー外伝』(DS11号)では兄弟の再会を一応果たしたが、お互いに正体には気づかなかった。『アルル漫遊記』(DS13号)では源頼朝として登場。
また、 「ビリーバーン」は偽名であり、本名は『アルル漫遊記』にて「ビリード・バ・バーン」と設定されていたが、後に『ジャンプヒーロー外伝3』(DS15号)で弟の名前の区切りが変更され、DS24号の「DSオリジナルキャラワールド特集」で家族の名前が再設定されたことで、彼の本名も「バリー・ド・バビーン」と変更された[9]
ふたごのケットシー / ケットシーズ(CAIT SITH
双子のシャムネコ姉妹。一人称は2匹とも「あたし」。絶妙のコンビネーションを誇り、何をするにも一緒である。闘争心は薄く、食べて寝て遊ぶのが幸せで、日なたやこたつなど暖かい場所が好き。MD版『魔導物語I』では片方のケットシーがロケットを背負い、もう片方のケットシーが着火して特攻、などの戦術をとる。
初出のMSX2版『魔導3』のみ「シャム」という名称かつドロップアイテムがソーセージであり、シャム双生児を想起させる設定だった。続くPC-98版『魔導3』より「双子のケットシー」に改名され、以降はほとんどの作品でこちらの名前が使用されたが、GG版『魔導III』のみ文字数制限で「ケットシーズ」となっている。
ぷよぷよ / ぷよ(PUYO
ゼリー状の魔物で、ぷよ目に属する哺乳類だとも、進化の前段階だとも、スライムの別称だとも言われている。敵に向かって飛ばす体液は仲間の魔物を呼び寄せる臭いを放ち、弾力性に富んだその体は魔法をはじき返す。実は腕や口がある。初出の『魔導物語』では「ぷよぷよ」が正式名称であるが、その後「緑ぷよ」「黄ぷよ」のように各色色分けした呼称で呼ばれるようになり、『DS 22号』では「ぷよぷよ」ではなく「ぷよ」がキャラクターの名称と紹介された。
ブラックキキーモラ(BLACK KIKIMORA) / くろいキキーモラ
  • 声:RIU - 『わくわくぷよぷよダンジョン』
  • 声:藤川茜[10] - 『ぷよぷよ!!クエスト』
黒色のメイド服を着ているお掃除お姉さん。モップを使って床に罠を仕掛ける。乱暴で怒りっぽい性格をしており、悪口を聞きつけると容赦なくモップで殴りつけてくる。
『キキーモラのおそうじ大作戦』(DS7号)のラストボスとして初登場。床を汚す。表情が切れ目。『ルルーの鉄拳春休み』(DS14号)では鏡の実を食べて性格が逆になったキキーモラとして登場。再度鏡の実を食べさせることで元に戻る。『わくぷよ』では床に罠を仕掛ける。ホラーハウスの中ボス。『ぷよぷよBOX』では「ごちゃまぜぷよぷよ」でキキーモラの色違いキャラとして登場。『ぷよぷよ!!クエスト』ではほぼ同一のデザインで「くろいキキーモラ」名義で登場。

注釈

  1. ^ 2015年3月まではセガが『ぷよぷよ』シリーズの全権利を保有。2015年4月以降はセガホールディングスが知的財産権・商標権・営業権、セガゲームス並びにセガ・インタラクティブが開発・製造・販売の各権利をそれぞれ保有。

補足

  1. ^ 『ぷよぷよ通』には登場していないが、タウタウと同じ言い回しをもももやパララが使っている。
  2. ^ なお、この設定は同作品で声を当てたケロル(当時のコンパイル社員)の実体験に基づいており、本人が当時カレーの食べ過ぎにより蕁麻疹が出たためドクターストップを受けたという。
  3. ^ 特に『ぷよぷよ通』の漫才デモでは、ノーマルモードの方では無口で大人しいのに対し、SS版やPS版などの通モードの方では陽気にダンスを踊っており、性格が矛盾している。また、同作での登場・敗退時のボイスはアーケード版や初期の移植作ではのんびりとした口調だったのに対して、後期の移植作であるPS版やWin95版では威勢の良い板前のような口調に変化している。
  4. ^ なお、携帯アプリ版『DX』ではれんしゅうモードが収録されていない関係上、アルルが「過去にどこかで見た」という設定に置き換えられている。
  5. ^ 厳密にはGB版『ぽけっとぷよぷよSUN』では「つうしん」、「とことんぷよぷよ」、「トレーニング」でスキュラを選択可能。また、『ぷよぷよ〜ん』のインキュバスはGBC版を除き「とことんなぞぷよ」の出題キャラクターとしてのみ登場する。
  6. ^ 同作品ではディスク内のファイル名が「RINGYO」となっており、『なぞぷよ アルルのルー』の取扱説明書では「鱗魚人」という漢字表記に「りんぎょじん」とルビが振ってあった。
  7. ^ 但し、両作ともゲームボーイならびにゲームボーイカラーへの移植作である『ぽけっと - 』の方では、対戦モード限定(ストーリーには未登場)で対戦キャラクターとして登場している。

出典

  1. ^ 電波新聞社『ALL ABOUT ぷよぷよ通』p. 138 スタッフインタビューより。
  2. ^ a b c 米光一成 (2009年7月23日). “『魔導物語』20周年記念メモ”. http://blog.lv99.com/?eid=943754 2021年12月25日閲覧。 
  3. ^ 第3回ぷよマスターズ大会結果 - ウェイバックマシン(1997年6月25日アーカイブ分) - 2022年1月7日閲覧。
  4. ^ a b c ぷよぷよSUNキャラクター紹介 - ウェイバックマシン(2001年6月6日アーカイブ分) - 2022年1月29日閲覧
  5. ^ DS17号掲載ゲーム”. コンパイル. 2000年3月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年1月6日閲覧。
  6. ^ a b SS版ぷよぷよSUNキャラクター紹介ページ”. コンパイル. 1997年6月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年1月6日閲覧。
  7. ^ a b c 「ハーピー」,『魔導物語ファンブック イラストレーション&アザーズ』,p.112
  8. ^ セガゲームス、『ぷよぷよ!!クエスト』で新キャラ「まっくらやみのヴァハト」「真理の賢者ネロ」「カロン」が登場する“ぷよフェス”を9月1日より開催! | gamebiz”. gamebiz【ゲームビズ】. 2022年3月19日閲覧。
  9. ^ 元々は彼ら兄弟の父が「バリード・バ・ビーン」の名前だったが、この名前を改変したものが後にビリーバーンに使われ、父は後に『アルル漫遊記』での「ビリード・バ・ボーン」を経て、DS24号で「ボリー・ド・バビーン」と再設定されている。
  10. ^ @akane_fujikawa (2017年11月21日). "くろいキキーモラボイス実装のお知らせ". X(旧Twitter)より2022年3月19日閲覧
  11. ^ 「サタン」,『魔導物語ファンブック イラストレーション&アザーズ』,pp.100-101
  12. ^ a b 「ミノタウロス」,『魔導物語ファンブック イラストレーション&アザーズ』,p.109
  13. ^ a b 稲波 (2018年7月29日). “パンフレットで見るアーケード探訪:ぷよぷよDA! -featuring ELLENA System”. 電脳世界のひみつ基地. 2022年2月1日閲覧。
  14. ^ キャラクター紹介(魔法のジュエル) - ウェイバックマシン(2001年5月15日アーカイブ分) - 2022年3月19日閲覧。





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