荒瀬ダム
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荒瀬ダム | |
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2005年撮影 | |
所在地 | 熊本県八代市坂本町葉木荒瀬 |
位置 | |
河川 | 球磨川水系球磨川 |
ダム諸元 | |
ダム型式 | 重力式コンクリートダム |
堤高 | 25 m |
堤頂長 | 210.8 m |
堤体積 | 47,000 m³ |
流域面積 | 1,721 km² |
湛水面積 | 123 ha |
総貯水容量 | 10,137,000 m³ |
有効貯水容量 | 2,420,000 m³ |
利用目的 | 発電 |
事業主体 | 熊本県企業局 |
電気事業者 | 熊本県企業局 |
発電所名 (認可出力) | 藤本発電所 (18,200kW) |
施工業者 | 西松建設 |
着手年/竣工年 | 1953年/1955年 |
出典 | [1] |
備考 | 2018年撤去完了[2] |
老朽化や川の水質悪化などを理由に2012年に撤去が決定。2018年3月に撤去作業を完了したが[2]、2019年の調査では撤去効果は薄くなっていたとされる[3]。
- ^ 電気事業者・発電所名は熊本県企業局ブックレット『荒瀬ダム撤去』、その他は「ダム便覧」による(2018年3月28日閲覧)。
- ^ a b c “八代・荒瀬ダムを完全撤去 国内初、清流生かし再生へ”. 産経ニュース (産経新聞社). (2018年3月28日) 2018年3月28日閲覧。
- ^ a b “調査見学会 薄れる撤去効果 アユの産卵場、河原の小石減る 八代 /熊本” (jp). Mainichi Daily News. (2019年8月8日) 2020年11月14日閲覧。
- ^ “全国初の本格的ダム撤去”. 全国知事会 先進政策バンク. 2013年5月19日閲覧。
- ^ “球磨川・荒瀬ダム情報展を開催”. 八代市 (2012年11月30日). 2013年5月19日閲覧。
- ^ “荒瀬ダム撤去、蒲島・熊本知事が正式表明”. YOMIURI ONLINE (読売新聞社). (2010年2月3日). オリジナルの2010年2月4日時点におけるアーカイブ。
- ^ “荒瀬ダム:12年度から撤去工事 熊本・蒲島知事正式表明”. 毎日jp (毎日新聞社). (2010年2月3日). オリジナルの2010年2月5日時点におけるアーカイブ。
- ^ “荒瀬ダム55年の歴史に幕 撤去財源めど立たず”. くまにちコム (熊本日日新聞社). (2010年12月26日)[リンク切れ]
- ^ 日本で唯一の例。ダムを撤去したら川も海も再生した週刊SPA、2014.12.16
- ^ “(センサーeyes)ダム撤去 清流復活 熊本・球磨川 生物の種類7倍に”. 日本経済新聞. (2016年12月19日)
- ^ “くまもとアートポリス 第1回受賞施設”. 熊本県. 2008年5月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年5月19日閲覧。
- ^ a b “さかもと館・道の駅”. さかもと館. 2020年11月14日閲覧。
- ^ “さかもと温泉センター球麗温”. さかもと温泉センター株式会社. 2020年11月14日閲覧。
- ^ “球磨川流域の治水の方向性について”. 熊本県. (2020年11月30日) 2021年8月15日閲覧。
- 1 荒瀬ダムとは
- 2 荒瀬ダムの概要
- 3 概要
- 4 令和2年7月豪雨
固有名詞の分類
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