森勇介
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 川崎フロンターレ時代 | ||||||
| 名前 | ||||||
| 愛称 | ユウスケ[1] | |||||
| カタカナ | モリ ユウスケ | |||||
| ラテン文字 | MORI Yusuke | |||||
| 基本情報 | ||||||
| 国籍 |
 日本 | |||||
| 生年月日 | 1980年7月24日（43歳） | |||||
| 出身地 | 静岡県清水市（現：静岡市清水区） | |||||
| 身長 | 173cm | |||||
| 体重 | 73kg | |||||
| 選手情報 | ||||||
| ポジション | DF（SB） | |||||
| 利き足 | 右足[1] | |||||
| クラブ1 | ||||||
| 年 | クラブ | 出場 | (得点) | |||
| 1999-2000 | ヴェルディ川崎 | 6 | (0) | |||
| 2001-2002 | ベガルタ仙台 | 40 | (1) | |||
| 2002-2004 | 京都パープルサンガ | 30 | (0) | |||
| 2005-2010 | 川崎フロンターレ | 133 | (6) | |||
| 2011-2014 | 東京ヴェルディ | 112 | (5) | |||
| 2014 | →FC岐阜（loan） | 10 | (0) | |||
| 2015 | SC相模原 | 20 | (0) | |||
| 2016-2018 | 沖縄SV | |||||
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1. 国内リーグ戦に限る。2016年1月8日現在。 ■テンプレート（■ノート ■解説）■サッカー選手pj | ||||||
来歴
中学時代は清水エスパルスジュニアユースチームに所属。清水東高校時代は高林佑樹と同級生で同卒業後1999年にヴェルディ川崎（現・東京ヴェルディ）へ入団。
2001年、当時J2のベガルタ仙台へ移籍し、右サイドバックのレギュラーとしてチームのJ1昇格に貢献。だが、警告・退場が多いため2002年のシーズン途中で安藤正裕と入れ替わるかたちで選手登録を抹消され事実上の解雇となった[2]。
その後、京都パープルサンガを経て2005年に川崎フロンターレに移籍。同年11月20日のセレッソ大阪戦ではベンチから審判に向かって暴言を吐いたとして、試合に出場していなかったが退場処分となった[3][注 1]。
2007年3月17日の横浜FC戦で、途中交代の際にピッチ際の給水ボトルを蹴飛ばし、2度目の警告を受けて退場となった[4]。翌日には頭を丸刈りにして反省の弁を述べたものの、川崎はこの問題に対し、直後の試合であるAFCチャンピオンズリーグ・バンコク・ユニバーシティ戦のメンバーから外した。
2009年7月11日のアルビレックス新潟戦において、左肘で松下年宏の顔面を打った行為とレッドカードを受けた後の態度・振る舞いが「暴行・脅迫および一般大衆に対する挑発行為」であるとして2試合の出場停止処分を受けた[5][6]。8月1日、FC東京との多摩川クラシコで前半にマッチアップしていた長友佑都に対して肘打ちをした映像がJリーグアフターゲームショーで取り上げられ、野々村芳和が苦言を呈した。さらに11月3日のナビスコカップ決勝でFC東京と対戦して敗れ準優勝に終わったが、その表彰式において川崎の一部選手が不適切な行動をとったことが問題となった[注 2]。その際にガムをかみながら表彰式に臨んだ森は特に問題視されたため、チームは1試合の出場停止処分を下した。森自身はこれについて、「負けて呆然としてるときにすぐ表彰台に上がれって言われて、自分でガム噛んでることすら分からないまま上がった」ことが理由だとしている[7]。
2010年5月16日のジュビロ磐田戦では、ボールのないところで朴柱昊を蹴ったことが「乱暴な行為」、審判員の目の届かない場所で当該行為に及んだことが「その他、きわめてスポーツマンらしくない行為」に相当するとされ、2試合の出場停止を受けた[8][注 3]。同年9月29日のナビスコカップ準決勝1stレグの磐田戦では、試合開始早々に同じく朴にかなり悪質なタックルを仕掛け、朴は腓骨を骨折し負傷退場となった[10][11] 12月7日、川崎の公式サイトにて来季の契約を更新しないことが発表された[12]。
2011年、古巣である東京ヴェルディへ11年ぶりに復帰[13]。東京Vでは早速右サイドバックのレギュラーに定着した。
2012年、キャプテンを務めていた小林祐希が磐田に期限付き移籍した後はキャプテンの座を引き継いだ[14]。森自身は「玉突きで自分に回ってきただけ」と述べている[7]。
2015年、SC相模原へ完全移籍[16]。6月14日のグルージャ盛岡戦では倒れている相手選手に膝部分を押し付け、右足首付近を踏みつけた行為が「選手に対する暴行・脅迫および一般大衆に対する挑発行為」に相当すると判断されて退場処分となり[17]、史上初のJ1・J2・J3全カテゴリーでの退場経験者となった[18]。さらに、10月4日のレノファ山口FC戦でも肘打ちを行って[19]退場処分となり、8日に残り全6試合の出場停止処分を科された[20]。これによって自身通算14度目の退場処分となり、Jリーグ最多記録を更新した[19][注 4]。シーズン終了後、SC相模原を退団[21]。
2018年11月、沖縄SVから退団すると発表された[23]。
現役引退後2020年、東京ヴェルディのジュニアユース部門でコーチを務めた[24]。翌年以降は青山学院大学、帝京大学でコーチを務めた後、2022年現在、ソルティーロ・ファミリア・サッカースクール新豊洲校でコーチを務める[25]。
評価
- 2010年4月にはラモス瑠偉がコラムで日本代表に呼んでほしいプレイヤーとして挙げ「今の調子を見たらすごくいいのは、川崎の森」「暴走が心配なら呼んで話をすればいいんですよ」「何でアイツをヴェルディから出しちゃったのか」と評した[26]。
- 2010年限りで川崎での契約が非更新となった理由について、地元紙の神奈川新聞は、森は守備面に課題があり、失点減を目指す来季構想にそぐわないため、と報じた[27]。
- 2011年より東京Vに加入するにあたって、スポーツニッポンは東京V社長の羽生英之が「君にフェアプレー賞を獲らせたい」と森を口説いたと報じた[28]。
- 森自身は現役引退後、自身のプレーについて「本当はダメなこと」と前置きした上で「試合中も冷静にできれば一番いいんですけど、そうできなかった結果」と述懐している。また、「味方選手がやられたときに怒ってやり返してたことも多い」とも述べている。一方で2011年からの東京V在籍時には一度も一発退場がなかったが、これについては「自分がやられたら、自分が行く前に周りが行ってくれるから、自分が逆に冷静になった」結果だと述べている[7]。
注釈
出典
- ^ a b “選手・スタッフプロフィール”. 川崎フロンターレ. 2013年12月22日閲覧。
- ^ “Ｊ１仙台 元日本代表のＤＦ安藤加入”. 河北新報. (2002年9月10日). オリジナルの2002年9月20日時点におけるアーカイブ。
- ^ 『Ｊ１ 第31節 退場に伴う森 勇介選手（川崎Ｆ）の出場停止処分について』（プレスリリース）Jリーグ、2005年11月22日。2015年9月22日閲覧。
- ^ “出直し”. フロンターレ日記. 2013年12月22日閲覧。
- ^ 川崎フロンターレ (2009-10). ゲーム記録・速報 - 2009／J1リーグ 第17節 vs.アルビレックス新潟 (Report).
{{cite report}}:|date=の日付が不正です。 (説明) - ^ 『Ｊ１ 第１７節 退場に伴う 森 勇介選手（川崎F）の出場停止処分について』（プレスリリース）Jリーグ、2009年7月15日。2015年9月22日閲覧。
- ^ a b c “味方を守りたい気持ちがあった…指導者になった森勇介が振り返る現役時代【ごはん、ときどきサッカー】”. ぐるなび みんなのごはん (2023年1月19日). 2023年12月3日閲覧。
- ^ 『２０１０Ｊリーグディビジョン１ 第１２節の行為に対する森 勇介選手（川崎Ｆ）の出場停止処分について』（プレスリリース）Jリーグ、2010年6月2日。2013年12月22日閲覧。
- ^ 『森勇介選手の処分について』（プレスリリース）川崎フロンターレ、2010年6月2日。2013年12月22日閲覧。
- ^ 川崎フロンターレ (2010-09). ゲーム記録・速報 - 2009／J1リーグ 第17節 vs.アルビレックス新潟 (Report).
{{cite report}}:|date=の日付が不正です。 (説明) - ^ 『パク チュホ選手の負傷について』（プレスリリース）ジュビロ磐田、2010年10月1日。2015年10月12日閲覧。
- ^ 『契約満了選手のお知らせ』（プレスリリース）川崎フロンターレ、2010年12月7日。2016年2月27日閲覧。
- ^ 『森勇介選手移籍加入のお知らせ』（プレスリリース）東京ヴェルディ、2010年12月14日。2013年12月22日閲覧。
- ^ “［東京V］「ちょっとだけよ」森選手がキャプテンに就任”. ブロゴラ (2012年7月25日). 2013年12月22日閲覧。
- ^ 『森勇介選手、東京ヴェルディより期限付き移籍加入のお知らせ』（プレスリリース）FC岐阜、2014年8月13日。2015年9月22日閲覧。
- ^ 『森 勇介選手 新加入のお知らせ』（プレスリリース）SC相模原、2015年1月12日。2016年10月15日閲覧。
- ^ 『２０１５明治安田生命Ｊ３リーグ 第16節 退場に伴う 森 勇介選手（相模原）の出場停止処分について』（プレスリリース）Jリーグ、2015年6月16日。2015年10月12日閲覧。
- ^ a b ““悪童”森勇介がＪリーグ全カテゴリーで退場した初の選手に”. 東京スポーツ. (2015年6月15日)
- ^ a b “Ｊ３相模原・森 肘打ち６試合出場停止 Ｊ最多１４度目レッド”. スポーツニッポン. (2015年10月9日)
- ^ 『２０１５明治安田生命Ｊ３リーグ 第32節 退場に伴う森 勇介選手（相模原）の出場停止処分について』（プレスリリース）Jリーグ、2015年10月8日。2015年10月12日閲覧。
- ^ 『森勇介選手 契約満了のお知らせ』（プレスリリース）SC相模原、2015年12月5日。2016年2月27日閲覧。
- ^ 『森 勇介選手（コーチ兼任）新加入のお知らせ』（プレスリリース）沖縄SV、2016年3月28日。2016年10月15日閲覧。
- ^ 『退団選手のお知らせ 森勇介選手』（プレスリリース）沖縄SV、2018年11月26日。2018年12月17日閲覧。
- ^ “2020シーズン東京ヴェルディアカデミー＆女子アカデミースタッフリスト発表のお知らせ | 東京ヴェルディ / Tokyo Verdy”. www.verdy.co.jp. 2020年5月5日閲覧。
- ^ “コーチ紹介”. ソルティーロ・ファミリア・サッカースクール (2022年). 2022年6月17日閲覧。
- ^ “「『槍』のタイプならあのヤローを呼んでくれ」 vol.39”. ラモス瑠偉のふざけないで真面目にやれ！ (2010年4月13日). 2013年12月23日閲覧。
- ^ “川崎：来季構想「相馬監督」が秒読み、森ら２選手を戦力外”. 神奈川新聞. (2010年12月7日)
- ^ “森 好条件のＪ１クラブに断り！東京Ｖ復帰へ”. スポーツニッポン. (2010年12月14日) 2013年12月22日閲覧。
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