日本型食生活
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/11/15 00:06 UTC 版)
外部リンク
- 日本型食生活のすすめ - 農林水産省
- 日本型食生活 - 近畿アグリハイテク
- 日本食生活協会
注釈
- ^ ただし、一汁三菜にこだわる必要はなく、ホームページで推奨されている献立例は、「○汁○菜」という表現からすれば青菜のごまあえは箸休めであり、それなりの惣菜が3品つく一汁三菜とはいえず、実際には質素な食事とされる一汁一菜ともいえる。
- ^ マクガバンレポートは、砂糖を除く植物性食品のカロリー比率を65-85%にすることが健康保持の必須要件としており、これを平均的な日本人の食生活に当てはめると、1970年（昭和45年）以前の水準に相当し、以後は栄養過剰である（出典：安達 巌 『日本型食生活の歴史』 254,255頁）。
- ^ 「食生活懇談会」がとりまとめた提言の中では、当時の日本人の食生活はタンパク質・脂質・炭水化物のバランスは良好であるが、カルシウムが不足する上に塩分を摂りすぎており、個人単位では食事の偏りが見られることなどが指摘された（出典：「食糧振興会叢書7 日本の食生活・食卓と風土を結ぶ」社団法人全国食糧振興会、25頁）。
- ^ 肉体労働で汗を流し、かて飯や雑穀飯を主食とし、小魚を頭から内臓や骨ごと食べ、塩も純粋の塩化ナトリウムとは程遠かった食糧難以前とは違って、白米を食べデスクワークが主体となった戦後の日本においては、塩分（ナトリウム）の摂りすぎとそれ以外のミネラルやビタミン類の不足が問題となり、多種多様な食品を摂ることが食生活指針や食事バランスガイドに反映された。
- ^ 精白されていない玄米のような全粒穀物の推奨である。だが、日本では現在のところこのような推奨はない。
出典
- ^ a b c d e f 食料・農業政策研究センター 1983, pp. 40–44.
- ^ a b 食料・農業政策研究センター 1983, pp. 36-39、46.
- ^ 農林水産省「日本型食生活を見直そう」
- ^ a b 安達 巌 『日本型食生活の歴史』
- ^ a b 原田 信男 『和食と日本文化』 204-206頁
- ^ 藤岡 幹恭 他 『農業と食料のしくみ』 126頁
- ^ 石毛 直道 『日本の食文化史』 201-203頁
- ^ 食生活の変化（1910年代以降） 社会実情データ図録
- ^ 新谷 尚紀 他 『民俗小事典 食』 26頁
- ^ a b 藤岡 幹恭 他 『農業と食料のしくみ』 14-19頁
- ^ 栄養のバランスと健康 日本栄養士会
- ^ 西日本新聞社「食くらし」取材班 『食卓の向こう側〈1〉(西日本新聞ブックレット)』西日本新聞社、2004年4月。ISBN 978-4816705977。
- ^ 農政審議会 『80年代の農政の基本方向』農政審議会、1980年。
- ^ 食料・農業政策研究センター 1983, pp. 40–41.
- ^ 第2回食育推進施策に関する有識者会議参考資料2 平成26年7月15日
- ^ 佐伯芳子『栄養学者佐伯矩伝』 玄同社、1986年。ISBN 978-4-905935-19-3。105-106、127頁。
- ^ 食生活指針（平成28年6月一部改正）（農林水産省）
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「日本型食生活」の続きの解説一覧
- 1 日本型食生活とは
- 2 日本型食生活の概要
- 3 脚注
- 4 外部リンク
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