徳之島空港
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/31 10:06 UTC 版)
概要
徳之島北部の西海岸リーフ上に埋め立てて建設された[3]。
徳之島 - 鹿児島便は日本航空がジェット機(MD-81)で1日2便就航していた(多客期は増発あり)が、閑散期には搭乗率が50%を切り、日本航空は2010年4月から日本エアコミューターのボンバルディア・DHC8-Q400に置き換え、便数を従来の1日2便から1日4便へ増便した[4]。これにより、徳之島空港を発着する便は全てプロペラ機で運航されることになった。
2017年10月29日より、約7年半ぶりに日本航空(ジェイエア運航)のジェット機(E170)による運航が再開した。
年間利用客数は、合計202,021人(2019年度)[2]。
歴史
- 1962年(昭和37年)2月23日 - 東亜航空の場外離着陸場として滑走路1,080 mにて供用開始[1]。
- 1970年(昭和45年)10月24日 - 管理者を東亜航空から鹿児島県に変更[1]。
- 1973年(昭和48年)
- 1980年(昭和55年)6月1日 - 滑走路延長(2,000 m)[1]。鹿児島県の離島空港で初のジェット化[1]。
- 2009年(平成21年)
- 2012年(平成24年)2月26日 - 開港50周年記念式典に合わせ、「徳之島子宝空港」の愛称を制定[5]。
施設
ターミナルビルは平屋造りのため旅客乗降は駐機場からの原則タラップやスロープを使った方法となる。
ターミナル内総合案内所、有料待合室、コインロッカー、飲食/物販店があり、展望デッキは2階空港ターミナル屋上となる[6]。
- ^ a b c d e f g “徳之島空港”. 県内の空港. 鹿児島県土木部港湾空港課 (2013年3月20日). 2015年9月24日閲覧。
- ^ a b “令和元年(平成31年)管内空港の利用概況集計表(速報値) (PDF)” (日本語). 国土交通省大阪航空局. p. 6. 2021年2月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年2月14日閲覧。
- ^ “徳之島空港”. 管内空港の現況と出先機関. 国土交通省大阪航空局. 2013年12月14日閲覧。
- ^ “JAL、来年度から鹿児島 - 奄美など機材小型化へ”. 南海日日新聞. (2009年12月10日) 2013年12月14日閲覧。
- ^ 愛称は「徳之島子宝空港」―開港50周年記念式典を開催 - 南海日日新聞 2012年2月27日 Archived 2013年3月29日, at the Wayback Machine.
- ^ 徳之島空港が提供するサービスの内容
- ^ ジェイエア並びに日本エアコミューターの機材・乗務員による運航。なお、日本エアコミューターによる 運航便は全日本空輸(ANA)とコードシェア
- ^ 徳之島―奄美 午前便が復活 JAC
- ^ “JAC、奄美群島〜沖縄/那覇間の新規路線を開設 〜奄美群島国立公園指定の決定を受けて〜” (日本語) (PDF) (プレスリリース), 日本エアコミューター, (2017年3月3日), オリジナルの2020年5月5日時点におけるアーカイブ。 2020年5月5日閲覧。
- ^ 年末年始に徳之島=伊丹線の直行便を運航します
- ^ 「普天間移設先に徳之島」民主議員が打診 3町長拒否-南日本新聞2010年1月28日付
- ^ 普天間移設 徳之島3町長再び反対 自民2議員と意見交換-南日本新聞2010年2月5日付
固有名詞の分類
- 徳之島空港のページへのリンク