弘学館中学校・高等学校
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教育
中高一貫教育制度を生かしたカリキュラム構成になっている。高校2年までに高校3年までの授業内容を完了し、高校3年では受験に向けた授業を専門的に行う。担任(学寮の監督官含む)と教科担当者は原則として中学から高校まで同じ教師が担当する。
中1のときから、難易度の高い全国規模の模擬試験に参加することにより、将来の難関大学入試に向けて常に自己の学力の全国における位置づけを自覚し、全国レベルの中での実力定着の度合いを把握できるようにしている[4]。
学寮制を生かし、中学1、2年生を対象にイブニングスクールを開設している。午後7時から午後9時までを2コマに分け数学・英語の授業を行っている。ただし中学3年生、高校生に関しては自習である。
設立時の経緯
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開校初年の高等学部の入学試験日を九州北部で有名な他の進学校の前に設置したため本番前の練習と試しに受験する学生が多かったことで競争率が上がり評判になった。また初年の高等部の生徒数を60人ほどにし、これを理系と文系に分けて寮で集中的に教育を行うことで3年後の大学受験において8人が東大に合格。これによって一躍知名度を上げることに成功し、私立進学校としてのブランドを確立する。
歴史は浅いが、理系では医学部進学率および浪人率が高いことで知られている。
行事
修学旅行
中学校では中3の3月の時に修学旅行としてカナダへホームステイに行く。なお、アメリカ同時多発テロやイラク戦争により、2001年度は長野、2002年度は北海道へと変更になった。しかし、2005年度はロンドン同時多発テロが発生したが予定通り実施された。2015年度中3より京都へと変更になった。また、2019年度よりカナダへと変更になった。
高校では高2の時に大学巡りを行っている。東京大学を見学した後、午後に自由行動となる。日程は3日間。(2007年度は高校総体の日程の関係でスキー旅行に変更)。なお、2日目には5時間程度自由時間がある。しかし2014年より高1から修学旅行を行うことになった。なお、2014年時には高2、高1が一緒に東京へと向かった。その際ホテルは一緒だったが、行動は学年で別行動であった。2015年には高1が予定通りに最初で最後の学校行事である修学旅行を行った。
体育祭
2005年度までゴールデンウィーク頃に行われていたが、2006年度から9月に変更され、2014年度から再び元にもどされた。
中学と高校合同で第1分団(中学男子と女子でくじ引きで決まった者、高校生の佐賀県、福岡県南部出身者)、第2分団(中学男子と女子でくじ引きで決まった者、高校生の福岡県(北九州を除く)出身者)、第3分団(中学男子と女子でくじ引きで決まった者、高校生の第一、第二以外の地域出身者)に分かれて、各種目が行われる。しかし近年では出身地での偏りが大きく、分団を分けるのが難しくなってきておりくじで分ける学年も増えてきている。
応援合戦が高校1、2年生の有志で各分団ごとに組織される応援団を中心に行われる。応援団はいつも同じ演舞をし、そのほかのその分団に所属する生徒たちがそれに合わせて大声で応援歌を歌ったりする。応援団が男子のみで構成されているので、女子の有志によるCheersというグループが結成され、毎年演技を披露している。
文化祭
準備期間は1日。2005年度まで9月の日曜日に行われていたが、2006年から体育祭の1日後の日曜日に変更され、また9月の日曜日に行われるようになった。中学と高校合同で行われるが、高校生(特に2年生)が中心となって企画を行う。また、高3は吹奏楽部の部員を除いて、寮学習で見学すらできない。
固有名詞の分類
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