国立小樽海上技術学校 国立小樽海上技術学校の概要

国立小樽海上技術学校

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/19 19:41 UTC 版)

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国立小樽海上技術学校
過去の名称 小樽海員養成所
小樽海員学校
国公私立の別 公立学校
設置者 独立行政法人海技教育機構
設立年月日 1939年9月1日
創立記念日 9月1日
共学・別学 男女共学
課程 全日制課程
単位制・学年制 学年制
設置学科 海技士教育科海技課程本科
学期 3学期制
所在地 047-0156
北海道小樽市桜3丁目21番1号
外部リンク 国立小樽海上技術学校 (日本語)
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中学卒業者を対象にした修業年数3年の教育課程を持ち、卒業すると文部科学大臣より高等学校卒業と同等の資格が与えられる。また、卒業後には4級海技士(航海、機関)の乗船履歴短縮と筆記試験が免除される(卒業後、半年間の乗船実習科に進むと乗船履歴が免除される)。

なお、高等学校相当の本校は建物の老朽化の問題があり廃止が検討されたが、2021年4月に開校した短期大学相当の国立小樽海上技術短期大学校に転換することになった[2](校地も2022年移転予定[3])。

沿革

  • 1939年(昭和14年)9月、逓信省所管の小樽海員養成所として小樽市潮見台に創設。1年制で、航海科と機関科の2科がおかれた。
  • 1941年(昭和16年)12月、逓信省の外局として設立された海務院に移管。
  • 1943年(昭和18年)11月、運輸通信省の所管となる。
  • 1945年(昭和20年)5月、運輸省の所管となる。
  • 1952年(昭和27年)8月、小樽海員学校と改称、航海科を甲板科と改称。
  • 1969年(昭和44年)4月、本科(甲板科、機関科)を廃止し2年制の高等科を設置。
  • 1974年(昭和49年)12月、高等科を卒業後、海技大学校の通信教育(普通科A課程)を卒業することで、高等学校卒業と同等の資格が認定されることとなる。
  • 1976年(昭和51年)10月、現在地に移転。
  • 1986年(昭和61年)4月、高等科を廃し,修業年限3年の本科を設置する。同年7月、本科卒業者は高等学校卒業と同等の資格が認定されることとなる。
  • 2001年(平成13年)1月、国土交通省の所管となる。
  • 2001年(平成13年)4月、独立行政法人海員学校に移行し、国立小樽海上技術学校に改名。
  • 2006年(平成18年)4月、独立行政法人海技教育機構の所管となる。
  • 2019年(令和元年)4月、国立小樽海上技術短期大学校に転換しての存続が決定[2]。本年度から高校相当の本校の生徒募集を停止する。

基礎データ

所在地

交通




  1. ^ 海技教育機構に属する海上技術学校・短期大学校
  2. ^ a b 海上技術短期大学校が開校 1期生40人が入学式 小樽”. 北海道新聞. 2021年4月7日閲覧。
  3. ^ 国立小樽海上技術短期大学校2022”. 国立小樽海上技術短期大学校. 2021年6月19日閲覧。
  4. ^ 航海士・機関士になるために必要。
  5. ^ 操船・荷役・船体構造等を学ぶ。
  6. ^ 京浜港東京区
  7. ^ 阪神港神戸区
  8. ^ 卒業後の乗船実習科(6か月)でも使用される。
  9. ^ “Bridge Resource Management”の略。安全航行を実現するために、ブリッジで利用できる資源・情報・チームワーク等を活用し、ヒューマンエラーによる海難事故の防止を目的とした訓練。


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