大成丸_(3代)とは? わかりやすく解説

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大成丸 (3代)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/20 01:22 UTC 版)

大成丸 (3代)
横浜港大さん橋国際客船ターミナルに接岸する大成丸(三代目)(2009年9月13日撮影)
基本情報
船種 練習船
船籍 日本 東京港 [1]
所有者 航海訓練所 [1]
運用者 航海訓練所
建造所 日本鋼管鶴見事業所[1]
航行区域 遠洋区域[1]
船級 JG[1]
信号符字 JLPY[1]
経歴
進水 1980年10月3日[1]
竣工 1981年3月16日[1]
就航 1981年
引退 2014年
要目
総トン数 5,886.73トン[1]
全長 124.84m[1]
17.00m[1]
機関方式 蒸気タービン
ボイラー 自然循環型2胴水管式舶用ボイラ 2基(川崎UMG17/14型)
主機関 クロスコンパウンド衝動式蒸気タービン 1基(川崎HA-70型)
最大出力 7,000PS/5,148kW[1]
定格出力 6,300PS/4,634kW
最大速力 19.22ノット[1]
航海速力 17.9ノット[1]
航続距離 12,600海里[1]
搭載人員 214名(実習生140名)[1]
その他 燃料搭載量 1660.7kl[1]
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大成丸(たいせいまる)は、航海訓練所が運用していた航海練習船。本項目では、1981年に就航した3代目を取り扱う。

概要

大成丸 (2代)の代船として、1981年に日本鋼管鶴見製作所で建造された。

2014年大成丸 (4代)の就航により、引退した。

設計

1976年に建造された北斗丸(2代目)の設計を基に、船体強度、複原力、トリムなどを見直し、防振、防音、防熱に配慮した設計となっている[1]。3代目は珍しい蒸気タービン方式の練習船であった。現状、速力が要求される軍艦ボイラーでガスが再利用ができるLNG船以外は蒸気タービンを採用するメリットはないが、大成丸は練習船であるためあえて採用されていた。

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r 前大成丸三世”. 航海訓練所. 2015年2月16日閲覧。

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