北斗丸_(2代)とは? わかりやすく解説

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北斗丸 (2代)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/26 03:57 UTC 版)

北斗丸 (2代)
北斗丸(2代目)(2002年11月撮影)
基本情報
船種 練習船
船籍 日本 東京港 [1]
所有者 航海訓練所
運用者 航海訓練所
建造所 日本鋼管清水造船所
母港 東京港
姉妹船 大成丸_(3代)
航行区域 遠洋区域
船級 JG
信号符字 JPTF
経歴
進水 1975年12月18日
竣工 1976年6月16日
就航 1976年
引退 2004年
要目
総トン数 5,877トン
全長 124.8m
17.0m
深さ 10.5m
機関方式 蒸気タービン
ボイラー 自然循環型2胴水管式舶用ボイラ 2基(川崎UMG17/14型)
主機関 クロスコンパウンド衝動式蒸気タービン 1基(川崎HA-70型)
最大出力 7,000PS/5,149kW[1]
定格出力 6,300PS/4,634kW
最大速力 19.4ノット
航海速力 17.9ノット
航続距離 12,000海里
搭載人員 244名
その他 燃料搭載量 1966.6kl
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北斗丸(ほくとまる)は、航海訓練所が運用していた航海練習船。本項目では、1976年に就航した2代目を取り扱う。

概要

北斗丸_(初代)の代船として、1976年に日本鋼管清水造船所で建造された。

2004年、3月31日に用途廃止。

設計

建造当時、大出力でかつ高速化に伴い、タービン機関が増加していたこともあり、蒸気タービン機関を主機関とする新しい大型練習船を建造することとなった。

運航されているM0タービン船程度に自動化し、主機の暖機、スタンバイ、冷機のシーケンス制御および防振、防音、防熱に配慮した設計となっていた[2]

老朽化した銀河丸に代わる新世代の練習船を建造する一方で、タービン練習船1隻を退役させることとなり用途廃止となった[3]

脚注

  1. ^ a b 蒸気タービン練習船の歴史”. 日本マリンエンジニアリング学会誌. 2024年11月1日閲覧。
  2. ^ National Institute for Sea Training (NIST), Hokuto Maru”. web.archive.org (2002年12月18日). 2024年11月12日閲覧。
  3. ^ 須藤信行 (2009). “蒸気タービン練習船の歴史”. 日本マリンエンジニアリング学会誌 (日本マリンエンジニアリング学会) 第44巻 (第4号): 86-91. 

外部リンク

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