初木神社 初木神社の概要

初木神社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/08 16:15 UTC 版)

初木神社
所在地 静岡県熱海市初島5
位置 北緯35度02分30.9563秒 東経139度10分05.3346秒 / 北緯35.041932306度 東経139.168148500度 / 35.041932306; 139.168148500座標: 北緯35度02分30.9563秒 東経139度10分05.3346秒 / 北緯35.041932306度 東経139.168148500度 / 35.041932306; 139.168148500
主祭神 初木姫命
例祭 7月17日〜18日
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伊豆山神社の境外社であり[1]御朱印は初島港の待合施設「シマテラス初島」で得ることができる。

概要

南北朝時代1351年(観応2年)に改築したとする棟札があり[2]、それに基づいて1351年を創建年とする場合もあるが[3]、かつて代々初木神社の神主も兼ねていた網代阿治古神社の高杉家には、鎌倉時代と推定される初木神社の御正体懸仏)が遺されているため、創建は鎌倉時代以前と考えられる[2][4]。さらに社殿の下には、古墳時代磐座も確認されており、古くからの祭祀の場であったことが窺える[2][4]

祭神である初木姫は、難破船で初島に漂着した後、伊豆山の伊豆山彦という男神と結ばれ(逢初橋)、さらに日金山の大杉から生まれた、伊豆山権現の氏子の祖とされる日精・月精(結明神(むすぶみょうじん)社の祭神[5])の育て親となるといった伝説のある神であり[6]、その伊豆山との神話上の結びつきの強さから、現在、初木神社は、伊豆山神社の境外社となっており、その神事は伊豆山神社の神主が行なっている[7]

また、初木神社は、来宮神社多賀神社下多賀神社阿治古神社と共に、熱海市内で「鹿島踊り」の伝統を継承する5つの神社の内の1つでもあり、7月17日〜18日の例大祭で披露される[3][8][7]

祭神

  • 初木姫命

  1. ^ 境内・社殿 - 伊豆山神社
  2. ^ a b c 初島の成り立ちと歴史 - 富士急マリンリゾート
  3. ^ a b 【初島・初木神社】例大祭で鹿島踊りを奉納、島の安全と大漁を祈願 - 熱海ネット新聞 2017/7/19
  4. ^ a b 初木神社 - 伊豆山神社
  5. ^ 結明神社 - 伊豆山神社
  6. ^ 初島の伝説 - 富士急マリンリゾート
  7. ^ a b 初島・初木神社で例大祭 鹿島踊りを奉納し、島の安全と大漁を祈願 - 熱海ネット新聞 2019/7/19
  8. ^ 初島・初木神社で宵宮祭 かがり火たき、鹿島踊り奉納 厳かに幕開け - 熱海ネット新聞 2018/7/18


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