モリオン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 14:58 UTC 版)
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歴史
生産が比較的に安価であったため、16世紀中葉からよく歩兵に使われるようになった。一般的にコンキスタドールの兜と思われがちだが、実際にモリオンがヨーロッパに広がるのはイングランド王エドワード6世が長槍兵の制服にしてからのことである。ちなみに、イングランド王国軍の間ではポット (Pot) と呼ばれていた。
安土桃山時代の日本にも南蛮貿易を通じてもたらされ、南蛮兜の名称で一部の武将たちに南蛮胴と揃いで愛用された。日本で使用される場合、シコロや眉庇を追加するなど、和風に改造されることが多い。
現代のバチカンのローマ教皇庁を守るスイス衛兵隊においても、装備として使われ続けている。
関連項目
- 1 モリオンとは
- 2 モリオンの概要
- モリオンのページへのリンク