ミュート (ギター) ブリッジミュート

ミュート (ギター)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/23 23:16 UTC 版)

ブリッジミュート

低音を強調した太めで柔らかめなサウンドを出すために用いられる奏法。

音を出す前にブリッジより少しネック側付近の弦の上に、右手側面を乗せるように触れて出音を抑える。なお、完全に音が消えない程度に触れるのがコツである。原理としては、弦振動が抑えられるために低音が強調される。

ブラッシング

ミュートした音を弾く演奏技法。音程感のまったく無いパーカッシブな音を得られる。

カッティング

和製英語。英語ではStrumming。実音とブラッシング、そして休符を織り交ぜ歯切れの良いサウンドでリズムを生み出す演奏技法。

余弦のミュート

バレーコードを弾く際など、出音したくない弦をピッキングして余計な音が出る事を防ぐための演奏技法。右手の空いている指で弦に軽く触れるか、左手の空いてる指または出音させたくない弦の直近の指を、出音させたくない弦に軽く触れてピッキング(ストローク)を行う。例えばバレーコードの「Bm」であれば、セーハした人差し指を少し上に突き出させて6弦に触れさせる。なお音の共鳴により、ピッキングしていない弦が勝手に音が鳴り出す現象を防ぐ目的でも使用されることがあるが、予測がつきづらいため音が鳴ってしまった後からミュートするのが一般的である。

ミュート機構

一部のエレクトリックギターにだけ備え付けられている構造で、フェルトスポンジ等の素材のパーツをボディに備え付けられているノブを操作することにより、そのパーツを弦に軽く触れさせ音をマイルドにする装置のこと。グレッチ・カントリージェントルマンやフェンダー・ジャガー等にみられる。音程が若干上がってしまうので、曲中でのオン、オフには向いていない。




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