ミシェル・プロドーム 経歴

ミシェル・プロドーム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/14 01:18 UTC 版)

経歴

1977年スタンダール・リエージュでトップデビューし、1981-82、1982-83シーズンのジュピラーリーグ優勝に貢献。1986年KVメヘレンに移籍後、カップウィナーズカップUEFAスーパーカップなどのタイトルを獲得。1988-89シーズンにはジュピラーリーグでチーム41年ぶりとなる優勝に貢献した。

1979年ベルギー代表デビュー。当初はジャン=マリー・パフの控えだったが、1980年代後半から正GKとなり、W杯1990年イタリア大会1994年アメリカ大会の2回出場。アメリカ大会では好守を連発、存在無くしてチームの決勝トーナメント進出は無かったと言える活躍を見せ[2]、大会最優秀ゴールキーパーに与えられるヤシン賞の初代受賞者となった。

W杯後の1994年ポルトガルの名門SLベンフィカに移籍し、1999年に40歳で引退した。ベルギー代表通算58試合出場。2000-01シーズン途中の2001年1月にスタンダール・リエージュの監督に就任したが、2000-01シーズンは3位、2001-02シーズンは5位と、クラブの規模を考えれば不本意な成績しか残せなかった。2002年夏に監督を辞めて同クラブのテクニカル・ディレクターの職に就くが、2006-07シーズン開幕直後にヨハン・ボスカンプ監督を解任し、自身が監督の座に就任した[3]。前回の就任から数えると4シーズン目となる2007-08シーズンにジュピラーリーグで優勝を果たし、最優秀監督賞を受賞した。2008年にKAAヘントの監督に就任、2009-10シーズンにはヘントをリーグカップの優勝に導き、リーグも2位という好成績で終えた。2010年5月24日、FCトゥウェンテ監督に就任した[4]


  1. ^ “Michel Preud'homme”. (2012年11月16日). http://www.worldfootball.net/spieler_profil/michel-preudhomme/ 2012年11月13日閲覧。 
  2. ^ ワールドカップUSA 94 完全総集編 WORLD SOCCER GRAPHIC 1994年8月号増刊 p.100-101
  3. ^ footballista、ソルメディア、2010年6月24日号、44頁
  4. ^ トゥエンテの新監督に元ベルギー代表GKのプロドーム氏が就任 スポーツナビ、2010年5月25日
  5. ^ Preud'homme, Michel”. National-Football-Teams.com. 2017年7月4日閲覧。






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