パンツェッタ・ジローラモ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/19 02:05 UTC 版)
来歴
1962年9月6日にイタリア・カンパニア州ヴィッラノーヴァ・デル・バッティスタに生まれた
父親は建設会社を経営。「高速道路とか港湾の船着き場とか、政府から結構、大きな仕事をもらってました。現場では大声でないと、皆に伝わらないから、それがクセになって、家でも大声でしゃべっていました。だから怖くて、父の前では、私はいつも緊張していました」と話した[2]。
14歳で父が死去。11歳上の兄が会社を継ぎ、ジローラモもその後、一緒に仕事をするようになった。父の友人や仕事仲間から頼りがいのある人だったよ、と聞き、同じ仕事をする者としてやっと父を近く感じるようになった。怖がらないでもっと話しておけば良かったと後悔した[3]。
以降は母1人に育てられた[4]。
16歳まで地元の強豪サッカークラブ、SSCナポリに籍を置いていた。しかし、怪我により、選手としての道を断たれる。
ナポリ建築大学で歴史的建造物の修復を学ぶ[5]。在学中に地震で被災した村の復興を担当したという[6]。
大学を中退し、1988年に日本に移住。この時谷澤貴久子と知り合い結婚。
26歳から日本語を勉強し始めた[7]。
日本語学校に2年間通った[8]。
明海大学経済学部に入学。経済の事は何も学ばなかったが、日本における社会性を学んだ[9]。
スカウトされて[10]『NHK外国語会話 イタリア語会話』(NHK教育テレビ)に出演。日本人ウケしやすい「典型的イタリア人」として人気を博す。
大学を卒業。
ホリプロはクールさをアピールするため女性誌のモデルやインタビューの仕事をよく引き受ける戦略をとり、それが効果的でシックジャパンのCMに起用されたのが転機となり、『森田一義アワー 笑っていいとも!』(フジテレビ)の「いいともちょい不良(ワル)オヤジコンテスト」のコーナーに出演して一気に知名度が向上した[11]。
芸能活動
- 男性ファッション誌『LEON』のモデルを務めた。
- F1やセリエA、イタリア料理関連のコメンテーターとして出演する事も多いが、元々専門家であったわけではないので、素人同然のコメントもある。子供時代からの贔屓は、地元のクラブであるSSCナポリ。セリエBからの昇格時には出演番組で喜びを露わにする面があった。
- セリエAの試合にゲストとして出演した際、元イタリア代表DFファビオ・カンナヴァーロに関する話題になると「私のナポリの家はカンナヴァーロ家の隣なんですよ」と決まって口にする。
- 2006年8月21日に放送された『関口宏の東京フレンドパークII』(TBSテレビ)に山口もえと共に出演。番組史上1年3ヶ月ぶりのグランドスラムを達成。
エピソード
- 『爆笑問題のススメ』(日本テレビ系)にて初体験が13歳と発言。相手は16歳の美人なスペイン人女性で手取り足取り教えてくれたという。
- 読売ジャイアンツファンである。日本に来て以降、毎年巨人戦を観戦しており、選手との交流もある。
- 出す話題は女性の事が非常に多い。中島知子(元オセロ)曰く「一緒に食事をしている時、店員が『デザートは何になさいますか?』と訊かれると、『甘い物ならここにあるよ』と答えながら同席の女性の肩を抱く」、「わざと女性の後ろから顔を近づけ、女性が振り返って危うく唇同士が触れそうになると『ここに君がいるとは思わなかったよ!』と大げさに腕を広げて困ってみせる」。かつて『ダウンタウンDX』(読売テレビ)に出演した際、松本人志(ダウンタウン)に「趣味何でしたっけ?」と訊かれ、「女イカせる事です」と答えた。また別の番組ではデヴィ夫人に「あなたって、典型的ナポリ野郎[12] ね」[13] と評された。テレビの共演者に日本に来た理由を聞かれて、「日本の女を泣かせに」と答えた事もある。
- 愛車はマセラティやアルファロメオなどのイタリア車を所有する一方で、イギリス製のランドローバーも愛用しているとの事。イタリア在住時は、ホンダ・シビックに憧れていたらしい。バイクも好み、イタリア時代はホンダ・ゴールドウイングを所有していた事がある[14]。
- 付き合っていた彼女に車をプレゼントした事がある[15]。
- ^ #本名に関連情報あり。
- ^ “厳しい父が「彼女いないのか」 P・ジローラモさん”. 2023年9月28日閲覧。
- ^ “厳しい父が「彼女いないのか」 P・ジローラモさん”. 2023年9月28日閲覧。
- ^ “厳しい父が「彼女いないのか」 P・ジローラモさん”. 2023年9月28日閲覧。
- ^ 住友不動産販売「インタビュー 私のいえ∼すまいの履歴書∼」[1]。
- ^ Webマガジン「B-plus」スペシャルインタビュー [2]。イルピニア地震 (1980年)か。
- ^ “何もないところから見つけた仕事”. 2023年12月26日閲覧。
- ^ “何もないところから見つけた仕事”. 2023年12月26日閲覧。
- ^ “何もないところから見つけた仕事”. 2023年12月26日閲覧。
- ^ “何もないところから見つけた仕事”. 2023年12月26日閲覧。
- ^ メディア業界ナビ 3芸能プロダクション64の仕事 40ページ メディア業界ナビ編集室 理論社 2007年
- ^ イタリアにおける“チャラ男”
- ^ INLIFE 男の履歴書 パンツェッタ・ジローラモ
- ^ Honda Magazine モーターショー2013特別号
- ^ memoco「特別な思い出とともに贈りたい。ジローラモが選ぶとっておきの手みやげ」
- ^ “「突然ですが占ってもいいですか」に出演した占い師の名前を全員公開【常に更新】”. 占いバンク. 2023年5月13日閲覧。
- ^ “内藤剛志主演『捜査一課長』SPで復活! おなじみの号令は「いつもより多く…」”. マイナビニュース (マイナビ). (2023年3月9日) 2023年3月9日閲覧。
- ^ めざましメディア|ジローラモ&休日課長が『Re:リベンジ-欲望の果てに-』にサプライズ出演!SNSは驚きと笑いが!
- 1 パンツェッタ・ジローラモとは
- 2 パンツェッタ・ジローラモの概要
- 3 本名
- 4 関連項目
固有名詞の分類
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