トランスフォーマー コンボイの謎
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/24 04:17 UTC 版)
概要
本作品は3つの時代を舞台にしており、ウルトラマグナスが瀕死のコンボイからスクランブルシティの指揮官に任命されマトリクスを託された映画『トランスフォーマー ザ・ムービー』(1986年)の時代を起点として、タイムトンネルで過去に当たる『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』(1985年 - 1986年)や、未来にあたる『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー2010』(1986年 - 1987年)の時代に移動しながらデストロンと戦う。
初代と『2010』の間のエピソードである『ザ・ムービー』はサイバトロン総司令官・コンボイが戦死し、総司令官交代劇が描かれた重要なエピソードであるが、諸々の事情により日本では初代『トランスフォーマー』と『2010』の間の時期に公開されなかった。そのため、日本ではコンボイが誰に殺されたのか、コンボイに代わる次のニューヒーローが誰なのかが謎となっていた。そこでこの謎を補完すべく、「君の手でコンボイの死の謎を解け!」という触れ込みで販売されたのがこのゲームであり[2]、製品の発売と前後して「コンボイが死んだキャンペーン」なるものが行われ、テレビCMも大量に流れた。なお本作品副題が示す謎のうちの1つについては、発売の前月から総司令官ロディマスコンボイが登場する『2010』が放映開始している。
2008年6月10日より、Wiiのバーチャルコンソールのソフトとして配信されている。ファミコン版ではゲーム開始時やボス撃破時など、後にポケモンショックで問題となる2色の点滅に酷似した表現が頻繁に使用されているが、バーチャルコンソール版は点滅表現が修正され、点滅の頻度が下げられている[3]。
2014年、『キュートランスフォーマー』の展開に合わせ、本作品をモチーフとしたスマートフォンアプリとそれを基にしたテレビアニメ『キュートランスフォーマー 帰ってきたコンボイの謎』が展開した。
- ^ a b c 「5月10日号特別付録 ファミコンロムカセット オールカタログ」『ファミリーコンピュータMagazine』第7巻第9号、徳間書店、1991年5月10日、82頁。
- ^ a b c d e マイウェイ出版『死ぬ前にクリアしたい200の無理ゲー ファミコン&スーファミ』 (ISBN 9784865119855、2018年10月10日発行)、26ページ
- ^ a b c d M.B.MOOK『懐かしファミコンパーフェクトガイド』34ページから35ページ
- ^ 「EX MAX !」2008年6月号 P113
- ^ 一例として、問題の1面の最初を越えたら後は一部ジャンプしなければならないものの、普通にひたすら走るだけでボスに行ける。
- ^ 正解ルートを通らないと最後にスタートに戻るというものだが、分岐が発生する位置自体が画面上で判断できない。総当たりでの攻略もルートが3の6乗(729)もあるため困難である。
- ^ CEROの審査で対象年齢を決定する際、難易度の高さや、難読語・専門用語の使用した文章などの表現については審査の対象に含まれないため、必ずしも「対象年齢が低い」=「難易度が低い」といいきれない場合がある。
- ^ タカラトミーゲーム情報局 トランスフォーマー・コンボイの謎でレッツトラウマ
- ^ 「OPTIMUS PRIME」は欧米におけるコンボイの名称。
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