セッション層
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/26 08:41 UTC 版)
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OSI参照モデル |
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セッション層はエンド・ユーザのアプリケーション・プロセス間でセッションの開始、終了、管理の機構、すなわち半永続的な対話を提供する。通信セッションはアプリケーション間で起こる要求(リクエスト)と応答(レスポンス)で構成される。セッション層は一般的に遠隔手続き呼出し (RPC) を使用するアプリケーション環境で使用される。
セッション層プロトコルの一例として、X.225やISO 8327としても知られるOSIプロトコル群セッション層プロトコルがある。接続が途切れた場合、このプロトコルは接続の回復を試みることができる。もし接続が長時間使われない場合は、セッション層プロトコルは接続の終了と再開ができる。セッション層は全二重または半二重通信のいずれかに備え、交換されるメッセージの流れに同期点を提供する。[1]
セッション層のその他の実装例には、Zone Information Protocol(ZIP) - プロセスを結び付ける名前を調整するAppleTalkプロトコルや、Session Control Protocol(SCP) - DECnet Phase IVのセッション層プロトコルがある。
要するに、セッション層は協調するアプリケーション間で通信(セッション)を確立し、管理し、終了するものである。また通信フロー情報を付加する。
- 1 セッション層とは
- 2 セッション層の概要
- 3 インターネットでのセッション層の対応
- 4 関連項目
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