スポンジ・ボブの登場キャラクター一覧 劇場版オリジナルキャラクター

スポンジ・ボブの登場キャラクター一覧

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/02 15:23 UTC 版)

劇場版オリジナルキャラクター

各エピソードではなく、映画の中で登場した新しいキャラクターのこと。そして、サイクロプス、デヴィッド・ハッセルホフ、バーガー・ビアード、バブルズ、カイル、カモメといったキャラクターは実写版で参照しているため含まれていない。

劇場版1では、『スポンジ・ボブ/スクエアパンツ ザ・ムービー』に登場するキャラクターのこと。劇場版2では、『スポンジ・ボブ 海のみんなが世界を救Woo!』に登場するキャラクターであること。劇場版3では、『スポンジ・ボブ: スポンジ・オン・ザ・ラン』に登場するキャラクターであること。

劇場版1

ミンディ(Mindy)
日本国外の名称では「ミンディ姫Princess Mindy)」と表記されるが、日本版のビデオにも「ミンディ姫」と書かれる場合もある。フルネームは「ミンディ・ネプチューンMindy Neptune)」。
声:北西純子 / スカーレット・ヨハンソン
人魚姫。ネプチューン王の長女で、本人曰く「未来の女王」。父とは対照的に思慮深い。スポンジ・ボブとパトリックに魔法の風の袋を渡し、彼らを信じて町を救うことを命じる。パトリックが一目惚れした。また、「スポンジ・ボブのバースデーパーティ」の招待客としても登場した。
フィル(Phil)
声:奥田啓人 / ディー・ブラッドリー・ベイカー
スポンジ・ボブの夢の中に登場したピンク色の金目鯛。家族は妻、子供(二人)。チーズ・バーガーを頼んだとき、チーズが入っていなかった。TVシリーズでは彼に似た魚も登場しているが、別人である。
グーフィー・グーバー・ウェイター(Goofy Goober Waiter)
声:奥田啓人 / ディー・ブラッドリー・ベイカー
落花生(ピーナッツ)のキャラクター、グーフィー・グーバーのアイスクリームボートの店員。深夜、スポンジ・ボブがカーニに子供扱いされてしまった後、この店にやってきた。この店では、子供向けの方が多いが、大人も一応来ることもある。また、グーフィー・グーバーの歌もある。
フロイドとロイド(Floyd and Lloyd)
声:奥田啓人(フロイド)、チョー(ロイド) / ディー・ブラッドリー・ベイカー(フロイド)、ミスター・ローレンス(ロイド)
ビキニタウンから離れたガソリンスタンド店員である二人組。バーガーカーに乗っていたスポンジ・ボブとパトリックのことを子供扱いして笑っていた。次として、シェルシティへ行くと言った時も爆笑していた。さらにスポンジ・ボブとパトリックに境界線をこえて10秒も持たないと言っていた。ラストでは、バイクに乗っていた殺し屋デニスが現れ、その時も再び爆笑するが、殺し屋デニスに唇を引っ張られてしまう。
酒場の魚たち
声:斎藤志郎、松野太紀、長嶝高士、納谷六朗、奥田啓人、辻親八など
「Thug Tug」に居る獰猛なサメやエビなど。青い身体で眼帯をつけているのがリーダー。「シャボンで遊ぶガキ共は魚の大人たちにボコボコに打ちのめされるべし」という掟がある。見た目は悪そうに見えるが、スポンジ・ボブたちにほとんど悪さをするつもりはなかった。およそ25名が存在する。後はDJと双子も登場する。
ボート・ジャッカー(Boat Jacker)
ガソリンスタントから100m離れた所で待っていた黒い仮面を被っていた男。バーガーカーに乗っていたスポンジ・ボブとパトリックがバーガーカーから出て、バーガーカーを借りて乗り始めた。「Thug Tug」に到着後は、バーガーカーの鍵はズボンのポケットに入れていた。パトリックがその鍵を手に入れようとしていたが怖がっていた。ただし悪者ではなく良い者である。ビデオゲームではボスとて登場するが、仮面の色は黒ではなく赤となっている。
リーダー(Leader)
日本国外の名称では「ヴィクターVictor)」と表記される。
「シャボンで遊ぶ餓鬼共は魚の大人たちにボコボコに打ちのめされるべし」という掟があり、外に出ようとするスポンジ・ボブとパトリックを呼び、全員そろって横に並ばせ、グーフィー・グーバーの曲を鳴らす特徴を持っている。ただし、我慢をしているスポンジ・ボブとパトリックがグーフィー・グーバーの歌を歌おうとするが、急に結合した双子が現れる。ラストでは、石鹸液の泡を吹いた殺し屋デニスにも「シャボンで遊ぶ餓鬼共は魚の大人たちにボコボコに打ちのめされるべし」という掟を言っていたが、最後は殺し屋デニスに高く殴り倒され、店と共に沈んでいった。
双子(Twins)
頭が二つで体が結合している双子の魚である劇場版オリジナルキャラクター。グーフィー・グーバーの歌を歌うことも好きである。犯人は双子と同時に自分の顔を指で差し、その後は魚の大人たちにボコボコに打ち懲らしめられた。その際にスポンジ・ボブとパトリックが外に出て、ボート・ジャッカーのポケットの中にあったバーガーカーの鍵を手に入れることができた。
殺し屋デニス(Dennis)
日本国外の名称では「デニス・ザ・ヒットマンDennis the Hitman)」と表記されるが、原語版では「殺し屋デニス」ではなく「デニス」と名乗っている。名刺に書かれていた「デニス・c・スタッド(dennis c stadd)」が本名。
声:辻親八奥田啓人 / アレック・ボールドウィン
プランクトンに雇われた殺し屋で、「王冠を盗んだことがバレると困る」からスポンジ・ボブとパトリックの命を狙う。身長2mを超える巨体とカウボーイルックスが特徴(ただし、馬ではなくバイクに乗っている)。スパイクのトゲでスポンジ・ボブたちを踏み潰そうとするが、サイクロプスの靴に踏まれる。その後、再び登場し、デヴィッド・ハッセルホフの背中の上でスポンジ・ボブと対戦するが、ラストでは、ハッセルホフが避けた船にぶつかり死亡した。ビデオゲームでは、ボスとして登場する。『ボクは警察官』にて指名手配されていたことが明かされた。
フラッグフィッシュ(Frogfish)
声:谷育子 / ディー・ブラッドリー・ベイカー
体が赤くて鋭い歯を持つアンコウ。シェルシティにあるアイスクリーム屋のお婆さんで、そのスポンジ・ボブがチョコレート味のアイスクリームを触り、持って行く所でスポンジ・ボブの掌が粘液でくっついて取れなくなった。お婆さんの正体はアンコウの舌であり、スポンジ・ボブたちは怖がっていた(猫型のようなものも怖がっていた)。ラストでは、スポンジ・ボブたちが乗っていたバーガーカーを食べるが、その後は真っ黒な巨大ウナギに食べられてしまった。ビデオゲームでは、ボスとして登場する。日本語読みでは「カエルアンコウ」。
トレンチモンスターズ(Trench Monsters)
声:奥田啓人、谷育子、長嶝高士など
シェルシティの崖の下にいる謎の怪物。日本語版では「シェルシティーのモンスター達」と名乗っている。性別はオスとメスが居る。ただし、悪い怪物ではなく良い怪物で、スポンジ・ボブたちと一緒に「僕らは大人」という歌を歌う。『夜のナイトバーガー』では招待客として登場。モンスターの種類はたくさん居る。

劇場版2

イカノサウルスレックス(Squidasaurus Rex)
声:イカルドと同一
パトリックが乗ったタイムマシンで現代に来た恐竜。暴動を起こすビキニタウンの住民たちに対して「わしよりずっと原始的なことをしとるわい」とぼやいていた。ゲームでも登場する。
アイスクリームボーイ(Ice Cream Boy)
声:ディー・ブラッドリー・ベイカー
チョコ&バニラミルク味のソフトクリームをモチーフとした少年。スポンジ・ボブの心の中で登場。プランクトンはこの世界が嫌で、「目が虫歯になりそう」と言っていた。
アイスクリームガール(Ice Cream Girl)
声:ジル・ティレイ
アイスクリームボーイの友達。スポンジ・ボブの心の中で登場。
ワッフルボーイ(Waffle Boy)
ワッフルをモチーフとした少年。スポンジ・ボブの心の中で登場。
シロップガール(Syrup Girl)
メープルシロップをモチーフとした少女であり、ワッフルボーイの友達。スポンジ・ボブの心の中で登場。

劇場版3

ポセイドン王 (King Poseidon)
声:菊池康弘 / マット・ベリー
アトランティックシティの失われた都市の王で、3000年も生きている。性格は無駄、華やかで自己中心。顔のしわのためにカタツムリから多くのスライムを使用。
プランクトンがゲイリーを誘拐する助け。スポンジ・ボブたちをダンジョンに連れて行き、閉じ込め。最終はスポンジ・ボブたちに敗れ、心変わりし始めカタツムリたちを解放。

  1. ^ 谷育子、小木曽祐子→松浦チエは男性役(男性・少年役)を演じたことがあり、納谷六朗は女性役(特にお姉ちゃんとお母さん役)を演じたことがある。松浦チエを除くシーズン9以降では例外とされる。
  2. ^ Casetext”. 2016年10月11日閲覧。
  3. ^ Wilson, Thomas F.(Interviewer); Hillenburg, Stephen (Interviewee) (29 May 2012). Big Pop Fun #28: Stephen Hillenburg, Artist and Animator–Interview (Podcast). Nerdist Industries. 2013年12月21日時点のオリジナル (mp3)よりアーカイブ。2013年12月21日閲覧 {{cite AV media}}: 不明な引数|deadurldate=は無視されます。 (説明)
  4. ^ 日本国内では名称が「スポンジ・ボブ」に統一されている。ファミリーネームの「スクエアパンツ」は日本語版の作中で扱うことは少ないが、「スポンジボブのテーマ」の歌詞や劇場版1作目のタイトルなどで扱っている。基本「四角いズボン」と訳されることが多いが『ラスティーのレシピ』や『ノックしてるのはだぁれ?』では「スクエアパンツ」と名乗っている。なお、日本のグッズなどで見られる「ボブ」という表記は誤り。
  5. ^ a b c d e f g The SpongeBob SquarePants Movie (The Absorbing Tale Behind The SpongeBob SquarePants Movie) (DVD). Paramount Home Entertainment/Nickelodeon.
  6. ^ ただし、シーズン9『スポンジ・ボブ クビになる』でイカルドが「わしはお前のことが嫌い」と言った際「知ってるよ」と返すなど気付いていると思われる節もある。
  7. ^ この世界では車輪がついていて地面を走行することからどちらかというと車両に近い。
  8. ^ Hillenburg, Stephen (2003). The Origin of SpongeBob SquarePants. SpongeBob SquarePants: The Complete First Season (DVD). Paramount Home Entertainment
  9. ^ (Neuwirth 2003, p. 50–51)
  10. ^ Banks 2004, p. 9.
  11. ^ Banks 2004, p. 31.
  12. ^ 世界中で愛されているアニメ スポンジ・ボブ SQUARE BOOK ま〜るいDVD付き 9ページ
  13. ^ 一度プランクトンがその毛皮を盗み、サンディに変装してカーニバーガーのレシピを盗もうとしたことがあった。結果、本人に成敗され、罰としてマスタード漬けにされている。
  14. ^ なお、司祭はこれが芝居だと知らなかった。
  15. ^ 納谷は特報収録後の2014年11月に死去したため、映画本編、そしてシーズン9以降は上田が引き継いだ。なお、納谷死去後に放送されているエピソードはすべて生前に収録している。
  16. ^ シリーズによってタコだったりイカだったりと定義が曖昧な部分がある。
  17. ^ 『カーニバーガー争奪戦』などでは「私」も使っていた。時々は「俺」や「僕」を使う。
  18. ^ また、スポンジ・ボブが爆薬入りパイを食べたと勘違いした際に動揺していたり(『死因はパイ⁉』)、「わしはいつもお前が好き」と言っている(『恐怖の深夜勤務』)などの描写もある。
  19. ^ Hillenburg, Stephen. (March 1, 2005). The SpongeBob SquarePants Movie (The Case of the Sponge "Bob") (DVD). Paramount Home Entertainment/Nickelodeon.
  20. ^ 『巨大イカルド』、劇場版2など
  21. ^ ただし、スポンジ・ボブとクラゲだけはクラリネットの演奏を聴いてくれる。ダンスを踊るのも好きだが、見ている人から「目が痛くなる」と言われたりなど、才能は無に等しい(ただし、『ダンス☆大好き』では彼の踊りが素晴らしいと言われ採用された)。
  22. ^ 例としては、家が町を破壊した代償として毎週日曜に清掃活動を死ぬまで行うことを言い渡される(『おせっかいなお隣さん』)、スポンジ・ボブのせいでボート教習所に入れられる(『ボクの相棒』)、カーニにホットドッグやバーガーの着ぐるみを着せられる(『カーニドッグ』)、プランクトンと刑務所に入れられる(『芸術は高くつく』)、スポンジ・ボブの日記を客の前で盗み読みし、「フライ職人、へこまされる」と新聞沙汰になり前科者扱いされ家まで没収されてホームレスになる(『スポンジ・ボブの日記』)、医者と間違えられたスポンジ・ボブによって鼻にめちゃくちゃな手術をされる(『スポンジ・ボブはお医者さん』)など。
  23. ^ フルネームは国によって異なり、原語版では「ユージーン・ハロルド・カーニEugene Harold Krabs)」という本名だが、イタリア語版やドイツ語版、フランス語では「ユージーン・ハーバート・カーニEugene Herbert Krabs)」という本名が表記されていることがある。「カーニ」は、原語版では名字のものだが、日本語版ではれっきとした名前である。
  24. ^ 誰かが変更すれば即座に警報が鳴る仕様
  25. ^ From Boy to Bob". Nick Mag Presents: SpongeBob SquarePants. Viacom International. June 2003.
  26. ^ カーニと同様に国によってフルネームが異なり、原語版では「シェルドン・ジェームス・プランクトンSheldon James Plankton)」という本名だが、スペイン語版では「シェルドン・ジェイソン・プランクトンSheldon Jason Plankton)」という本名が、フランス語版では「シェルドン・ジュニア・プランクトンSheldon Junior Plankton)」という本名が存在する。「プランクトン」は、原語版では名字のものだが、日本語版ではれきっとした名前である。
  27. ^ シーズン9の『プランクトンの大脱獄!』では、名前の読みが「シェルダン・J・プランクトン」と「シェルドン」が「シェルダン」になっており、過去の吹き替えと微妙に違う。『オマヌケ・ソースで大混乱!』では、名前がシェルドンに戻されている。
  28. ^ Beck 2013, p. 111
  29. ^ Fain, David (September 1, 2000). SpongeBob SquarePants Trivia Book. Simon & Schuster. p. 13. ISBN 978-0-689-84018-0. https://www.amazon.com/reader/0689840187 
  30. ^ 言語版では「My leg!」というセリフが登場するが、吹き替え版ではカットされることが多い。
  31. ^ X”. 2023年9月3日閲覧。
  32. ^ NHK版における名前はペス(声:PES)。
  33. ^ NHK版における名前はスー(声:SU)。
  34. ^ NHK版における名前はジーク(声:RYO-Z)。
  35. ^ NHK版における名前はイル(声:ILMARI)。
  36. ^ NHK版における名前はフミラッチ(声:FUMIYA)。
  37. ^ 各キャラクターの声優についてはそれぞれの脚注を参照。





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