シャーマンキング シャーマンキングの概要

シャーマンキング

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/21 13:55 UTC 版)

シャーマンキング
ジャンル 少年漫画ファンタジー
漫画
作者 武井宏之
出版社 集英社(1998年 - 2017年)
講談社(2018年 - )
掲載誌 週刊少年ジャンプ
レーベル ジャンプ・コミックス (JC)
マガジンエッジKC
発表号 1998年31号 - 2004年40号
発表期間 1998年6月30日 - 2004年8月30日
巻数 単行本:全32巻 (JC)
完全版:全27巻 (JC)
KC完結版:全35巻
話数 全300話
アニメ
原作 武井宏之
監督 水島精二
シリーズ構成 小出克彦
キャラクターデザイン 高見明男
音楽 大森俊之
アニメーション制作 XEBEC
製作 テレビ東京NAS、XEBEC
放送局 テレビ東京系列ほか
放送期間 2001年7月4日 - 2002年9月25日
話数 全64話
アニメ:SHAMAN KING
原作 武井宏之
監督 古田丈司
シリーズ構成 米村正二
キャラクターデザイン 佐野聡彦
音楽 林ゆうき
アニメーション制作 ブリッジ
製作 テレビ東京
SHAMAN KING Project.
放送局 テレビ東京系列ほか
放送期間 2021年4月1日 - 2022年4月21日
話数 全52話
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画アニメ
ポータル 漫画アニメ

武井の代表作であり、霊能力者(シャーマン)の少年麻倉葉が、シャーマンの頂点を決める戦い「シャーマンファイト」に参加し、全知全能の力を持つシャーマンキングとなるための戦いを描く物語。

2018年からは講談社へ移籍し、『SHAMAN KING』のタイトルで展開されている[2]

略歴

週刊少年ジャンプ』(集英社)において1998年31号(1998年7月13日号)から連載開始。

2001年にテレビ東京系列にてアニメ化、約1年ほど放送された。アニメで放送されなかった「恐山ル・ヴォワール」にあたるストーリーは、アニメ版キャストでドラマCD化されている。トレーディングカードゲーム超・占事略決』も発売され、そのカードゲームを題材にしたゲーム『シャーマンキング 超・占事略決』がGBCとGBAのソフトとして発売されている。2008年3月4日から完全版が発売された(後述)。

2004年3月12日に開設された青森県警むつ警察署むつ市)のホームページ[3]のマスコットキャラに、登場人物の恐山アンナが選ばれた。

打ち切りと完全版における補完

連載末期には『週刊少年ジャンプ』のアンケート順位が最下位近くで低迷を続けた末、2004年40号(2004年9月13日号)をもって打ち切りという形で連載終了となった[4]。ジャンプコミックス最終巻のラストシーンにはみかんが描かれているが、これはストーリーの未完を意味する武井のシャレである[5]。連載終了直後にラジオ番組『林原めぐみのTokyo Boogie Night』において、武井からの手書きの手紙が読まれ、連載終了が不本意であったことが伝えられた。

2007年12月に開催されたジャンプフェスタ2008及び『週刊少年ジャンプ』2008年13号にて、作品の完全版が発売されることが発表され、2008年3月より月2冊ずつ刊行された。ジャンプコミックス版でも執筆できなかったストーリーの続きの描き下ろし約380ページが追加され完結した。マンタリテによると最初はリミックスで発売という話だったのが、この描き下ろしなど追加のため完全版で出すこととなった。完全版は全27巻。また、その後2011年4月より廉価版が全16巻で刊行されている。

『ジャンプ改』で復活

2011年9月、『シャーマンキング』が『ジャンプ改』で復活することが発表された。同年11月から2012年3月までは主要キャラクターの過去を描いた読切連作『シャーマンキング0』が掲載され、翌4月からは葉の息子である花を主人公にした『シャーマンキングFLOWERS』の連載がスタートした。しかし、『ジャンプ改』は2014年10月発売の11月号をもって休刊、連載も同号で終了となった[6][7]。以後の動きについては未定で[8]、最終号には「続報をお待ちください」という告知が掲載された[7]

講談社から再始動&再アニメ化

2018年1月、講談社にてシャーマンキング20周年記念サイトがオープンし、同年4月発売の『少年マガジンエッジ』5月号にて「SHAMAN KING 新章プロローグ」が掲載。6月号より新章となる『SHAMAN KING THE SUPER STAR』が連載開始された[9]。また、5月より『シャーマンキング』を電子書籍化した『SHAMAN KING』KC完結版(全35巻)が講談社から発売され、2020年6月よりマガジンエッジKCにて紙の書籍での完結版が刊行された。

また外伝作品として、『少年マガジンエッジ』にて『SHAMAN KING レッドクリムゾン』『SHAMAN KING マルコス』(漫画:ジェット草村)が、『なかよし』にて『SHAMAN KING &a garden』(構成:ジェット草村、まんが:鵺澤京)が、『マガジンポケット』にて『SHAMAN KING FAUST8 永遠のエリザ』(小説版原作:虎走かける、漫画:田中文)が発表されている。

2021年4月からは『SHAMAN KING』KC完結版を原作とする完全新作アニメーションの放送が始まり、シリーズ完結までが初めて映像化された[10]。2022年4月の最終話放送後にはアニメ続編の制作が発表され[11]、2024年1月より『シャーマンキングFLOWERS』を原作とする『SHAMAN KING FLOWERS』が放送された。

あらすじ

森羅学園中等部に通う少年・小山田まん太は、ある日の帰宅途中、墓場で幽霊と戯れる少年と出会う。少年の名は麻倉葉。彼は霊と様々な交流ができる者、シャーマンと呼ばれる者達の一人だった。彼は500年に一度行われるシャーマン同士の戦い「シャーマンファイト」に参加するために上京してきていた。シャーマンファイト、それは全世界のシャーマンを統べる「シャーマンキング」を決める戦いである。葉と友人になったまん太は、彼を通じて様々なシャーマンたちと出会い、その戦いを目撃していく。




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