ガス人間第一号とは? わかりやすく解説

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ガス人間第一号

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/08 10:20 UTC 版)

ガス人間㐧1号[注釈 3](ガスにんげんだいいちごう、英題:The Human Vapor)は、1960年12月11日に公開された、東宝製作の特撮映画カラー東宝スコープ[出典 5]。併映は『金づくり太閤記』[出典 6](主演:加東大介、監督:川崎徹広[18])。


注釈

  1. ^ 資料によっては、「THE HUMAN VAPOUR」と記述している[5][6]
  2. ^ a b ノンクレジット。
  3. ^ 予告編および完成版の題字では「1号」となっている。
  4. ^ 公開当時のポスターなどでは「空想科学映画第三弾」と表記されている[21]
  5. ^ 資料によっては、「小柄」[23]、「不明」[22]と記述している。
  6. ^ 資料によっては、「ライト級 - ほぼゼロ」[23]、「不明」[22]と記述している。
  7. ^ 書籍『モスラ映画大全』では、サングラスの男と記述している[31]
  8. ^ 書籍『モスラ映画大全』では、チンピラと記述している[33]
  9. ^ 書籍『モスラ映画大全』では、金庫前の死体と記述している[36]
  10. ^ その後、監督を古澤憲吾に変更して1964年に公開された。
  11. ^ 書籍『ゴジラ大全集』では、ヨーロッパで特に好評であったと記述している[52]
  12. ^ 土屋が田中から聞いたことろによれば、アメリカ側と金銭面での折り合いがつかなかったため流れたとのことであった[4]。土屋は、下手に二番煎じになるよりは流れて正解であったと語っている[4]

出典

  1. ^ a b ゴジラ大百科 1993, pp. 146–147, 構成・文 中村哲「東宝SF/怪獣映画・海外版大研究」
  2. ^ a b ゴジラ画報 1999, p. 93, 「ガス人間第1号」
  3. ^ a b c 東宝特撮映画大全集 2012, p. 50, 「『ガス人間第一号』」
  4. ^ a b c d e f g h i ゴジラとともに 2016, pp. 38–40, 構成・文 友井健人「土屋嘉男」(『シネマバー ザ・グリソムギャング』イベント〈2009年5月〉と『新文芸坐』イベント〈2011年2月〉)
  5. ^ a b ゴジラグラフィティ 1983, p. 36, 「PART.2 ガス人間第1号」
  6. ^ a b c d e ゴジラ来襲 1998, pp. 44–45, 「第2章 東宝・怪獣SF特撮映画の歩み 第1期(1954-1962)」
  7. ^ a b 東宝特撮未発表資料アーカイヴ 2010, p. 421, 中村哲「第3部 作品解説」
  8. ^ a b c d e f g h 映画資料室”. viewer.kintoneapp.com. 2022年2月19日閲覧。
  9. ^ a b c d e 東宝特撮映画全史 1983, pp. 545–546, 「東宝特撮映画作品リスト」
  10. ^ a b c d 本多全仕事 2000, p. 123, 「本多猪四郎作品リスト」
  11. ^ a b c d e f g 円谷英二特撮世界 2001, p. 75, 「ガス人間第1号」
  12. ^ a b キャラクター大全 2014, p. 47, 「東宝特撮映画リストACT.2」
  13. ^ 本多全仕事 2000, p. 30, 「本多猪四郎特撮映画の世界」
  14. ^ a b c d e f g 動画王特別編集ゴジラ大図鑑 2000, pp. 42–44, 「コラム1 変身人間の系譜」
  15. ^ a b 東宝ゴジラ会 2010, p. 294, 「円谷組作品紹介」
  16. ^ a b c d e f g h 東宝特撮全怪獣図鑑 2014, p. 25, 「ガス人間第1号」
  17. ^ ガス人間第一号 The Human Vapour”. 本多猪四郎オフィシャルサイト. 2015年10月29日閲覧。
  18. ^ 作品詳細「金づくり太閤記」”. キネマ写真館Ⓡ 日本映画写真データベース. 映画演劇文化協会. 2015年10月29日閲覧。
  19. ^ a b ゴジラ大全集 1994, p. 174, 「総天然色 東宝空想絵画館 ガス人間第1号」
  20. ^ a b c 東宝特撮映画大全集 2012, p. 53, 「『ガス人間第一号』撮影秘話/川北監督に訊く」
  21. ^ a b c d 超常識 2016, p. 308, 「東宝変身人間映画の系譜」
  22. ^ a b c d 全怪獣大図鑑 2021, p. 261, 「怪物、怪人、宇宙人」
  23. ^ a b c d ゴジラ来襲 1998, p. 199, 「第7章 特選!東宝怪獣名鑑'98」
  24. ^ a b 怪獣大全集 1991, p. 68, 「東宝モンスター名鑑」
  25. ^ a b c GTOM vol.0 2022, p. 23, 「ガス人間㐧一号」
  26. ^ キャラクター大全 2014, p. 128, 「SF・特撮映画全集1」
  27. ^ 東宝特撮映画大全集 2012, p. 52, 「『ガス人間第一号』怪人図鑑/兵器図録/資料館」
  28. ^ a b c d 東宝SF特撮映画シリーズ5 1986, p. 147, 「土屋嘉男ロングインタビュー」
  29. ^ a b c 東宝特撮映画全史 1983, p. 536, 「主要特撮作品配役リスト」
  30. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af 東宝特撮映画大全集 2012, p. 51, 「『ガス人間第一号』作品解説/俳優名鑑」
  31. ^ モスラ映画大全 2011, p. 145, 「脇役俳優辞典41」
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  33. ^ モスラ映画大全 2011, p. 35, 「脇役俳優辞典10」
  34. ^ モスラ映画大全 2011, p. 15, 「脇役俳優辞典01」
  35. ^ モスラ映画大全 2011, p. 123, 「脇役俳優辞典34」
  36. ^ モスラ映画大全 2011, p. 71, 「脇役俳優辞典25」
  37. ^ モスラ映画大全 2011, p. 125, 「脇役俳優辞典35」
  38. ^ a b 「俳優名鑑」『東宝特撮映画DVDコレクション』第12号、デアゴスティーニ・ジャパン、2010年3月、9頁、雑誌コード:22765-3/30。 
  39. ^ モスラ映画大全 2011, p. 133, 「脇役俳優辞典39」
  40. ^ a b c 田野辺尚人 編「ゴジラ俳優名鑑」『別冊映画秘宝 初代ゴジラ研究読本』洋泉社〈洋泉社MOOK〉、2014年8月24日、108,110頁。 
  41. ^ モスラ映画大全 2011, p. 105, 「脇役俳優辞典32」
  42. ^ 中野昭慶、染谷勝樹『特技監督 中野昭慶』ワイズ出版〈ワイズ出版映画文庫〉、2014年、70頁。ISBN 978-4-89830-280-4 
  43. ^ a b c 東宝特撮映画大全集 2012, p. 48, 「『電送人間』撮影秘話-特別編-」
  44. ^ 鈴木宣孝「『怪奇空想科学映画シリーズ』の誕生」『東宝特撮映画DVDコレクション』第51号、デアゴスティーニ・ジャパン、2011年9月、9頁、雑誌コード:20694-9/27。 
  45. ^ 「本多猪四郎監督 長編インタビュー(3)」『海底軍艦/妖星ゴラス/宇宙大怪獣ドゴラ』東宝出版事業室〈東宝SF特撮映画シリーズ VOL.4〉、1985年8月1日、203頁。ISBN 4-924609-13-7 
  46. ^ a b 東宝チャンピオンまつりパーフェクション 2014, pp. 120–121, 「東宝チャンピオンまつりスタッフインタビュー10 宮内國郎 再録」
  47. ^ a b c 東宝SF特撮映画シリーズ5 1986, p. 165, 「本多猪四郎監督 長編インタビュー(4)」
  48. ^ a b 東宝特撮映画全史 1983, pp. 192–193, 「東宝特撮映画作品史 ガス人間第一号」
  49. ^ 山本真吾 編『円谷英二の映像世界』実業之日本社、1983年、187頁。 
  50. ^ モスラ映画大全 2011, p. 49, 聞き手・中村哲 友井健人「インタビュー 照明 高島利雄」
  51. ^ a b 怪獣大全集 1991, pp. 94–95, 「土屋嘉男インタビュー SFが大好きです」
  52. ^ ゴジラ大全集 1994, pp. 58–59, 「東宝特撮映画史 ゴジラ誕生 特撮路線の確立」
  53. ^ 怪獣大戦争』のDVDでの土屋嘉男オーディオコメンタリーより。
  54. ^ ゴジラ大全集 1994, p. 73, 「未発表企画あれこれ」
  55. ^ a b 東宝特撮映画大全集 2012, p. 96, 「『フランケンシュタイン対地底怪獣』資料館」
  56. ^ a b ゴジラ大全集 1994, p. 64, 「東宝特撮映画史 ゴジラ誕生 怪獣新シリーズの展開」
  57. ^ 東宝特撮未発表資料アーカイヴ 2010, pp. 260–290.
  58. ^ ゴジラ大百科 1993, pp. 132–133, 「幻のゴジラ映画大公開!」
  59. ^ 日本特撮映画図鑑 1999, p. 140, 「東宝特撮作品 ビデオLDラインナップ 特撮シリーズ」
  60. ^ 変身人間シリーズ Blu-ray 2枚組”. 東宝WEB SITE. 東宝. 2022年1月28日閲覧。
  61. ^ 舞台「ガス人間第1号」〈ステージ〉”. OZmall. スターツ出版. 2015年10月29日閲覧。
  62. ^ a b 「新感染」韓国ホラー監督が蒼井優と小栗旬主演で日本映画「ガス人間」をリメーク!」『よろず〜ニュース』デイリースポーツ、2024年5月7日。2024年5月8日閲覧。

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