カート (植物)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/05 03:58 UTC 版)
規制
カートに含有される物質については向精神薬に関する条約において、カチノンはスケジュールI、カチンはスケジュールIIIである[4]。
アラビアチャノキ自体は国際的管理下にはない[3]。エチオピア、ジブチ、ソマリア、ケニア、イエメンでは規制されていない[2]。
一方、多くのヨーロッパ諸国で規制されている(ベルギー、デンマーク、ドイツ、ギリシャ、フランス、アイルランド、イタリア、ラトビア、リトアニア、ポーランド、スロベニア、フィンランド、スウェーデン、ノルウェー、スイス)[2]。
参考文献
- 高野秀行 『謎の独立国家ソマリランド』本の雑誌社、2013年。ISBN 978-4860112387。
- 松本仁一 『カラシニコフ 1』(朝日文庫)朝日新聞出版、2008年。ISBN 978-4-02261574-9。OCLC 234137504。
- “(世界発2014)「カート」、イエメンの影 覚醒効果・多幸感生む葉”. 『朝日新聞』: 朝刊10面(13版). (2014年4月1日) 2014年4月6日閲覧。 [リンク切れ]
- 二宮書店編集部 編 『データブック オブ・ザ・ワールド 2012 世界各国要覧と最新統計』二宮書店、2012年。ISBN 978-4-81760358-6。
関連項目
- ^ a b c イエメン男性の嗜好品「カート」内戦下 不安解消へ多用する人も『東京新聞』夕刊2023年3月8日3面(2023年4月5日閲覧)
- ^ a b c d e f g h i j k l m 落合雄彦 『アフリカ・ドラッグ考―交錯する生産・取引・乱用・文化・統制』晃洋書房〈龍谷大学国際社会文化研究所叢書〉、2014年、103-104頁。ISBN 978-4-7710-2506-6。
- ^ a b c d Khat drug profile (英語) 欧州薬物・薬物依存監視センター(EMCDDA)
- ^ a b 松下正明(総編集) 著「IV 国際向精神薬条約」、編集:牛島定信、小山司、三好功峰、浅井昌弘、倉知正佳、中根允文 編 『薬物・アルコール関連障害』中山書店〈臨床精神医学講座8〉、1999年6月、109-123頁。ISBN 978-4521492018。
- ^ a b 高野 2013[要ページ番号]
- ^ a b c d e f 朝日新聞 2014年4月1日
- ^ 松本 2009[要ページ番号]
- ^ 二宮書店編集部 2012, p. 171
- ^ 二宮書店編集部 2012, p. 170
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