アンズタケ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/28 07:51 UTC 版)
アンズタケ(杏茸[1]、学名: Cantharellus cibarius)はアンズタケ属の小型から中型の菌根性の食用きのこ。和名はアンズ(アプリコット)の香りを持つことからアンズタケとよばれる[2]。この香りは乾燥させると強くなる。別名ジロル[2]。傘や柄は橙色から黄色をしていて、地方によりミカンタケ、ウコンタケ、キンツナギ、コモタケなどの愛称でよばれる[3][4]。ただし、この仲間のきのこは肉眼では見分けがつきにくく、同属の何種かがアンズタケと総称されている場合が多い。
- ^ a b c d e f g h i j k l 吹春俊光 2010, p. 76.
- ^ a b c 猪股慶子監修 成美堂出版編集部編『かしこく選ぶ・おいしく食べる 野菜まるごと事典』成美堂出版、2012年7月10日、161頁。ISBN 978-4-415-30997-2。
- ^ a b c d e f g h i 瀬畑雄三監修 2006, p. 18.
- ^ a b c d e f g h i j 長沢栄史監修 2009, p. 206.
- ^ 小川和香奈他、日本産アンズタケの形態学的および分子系統学的解析、日本菌学会 第58回大会 セッションID:B07, doi:10.11556/msj7abst.58.0_37
- ^ a b c 講談社 編『からだにやさしい旬の食材 野菜の本』講談社、2013年5月13日、215頁。ISBN 978-4-06-218342-0。
- ^ “アンズタケの検査結果データ”. 2017年12月26日閲覧。
- ^ 長沢栄史監修 2009, p. 207.
- 1 アンズタケとは
- 2 アンズタケの概要
- 3 分類
- 4 毒性
- 5 参考文献
アンズタケと同じ種類の言葉
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