アストンマーティン・DB7
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/17 06:43 UTC 版)
派生モデル
DB7 ザガート
「DB7 ヴァンテージ」の派生モデルとして、アストン・マーティンとかねてから深い関係にあるイタリアのカロッツェリア「ザガート」が内外装をデザインした「DB7 ザガート」が、2002年から2003年にかけて99台が限定販売された(生産台数は各100台)。
「ザガート」伝統のダブルバブル・ルーフが特徴的なデザインを持つ。なお同モデルのエンジンやシャシーは、元となった「DB7 ヴァンテージ」と共通のものである。
DB AR1
2003年のロサンゼルス・モーターショーで、同じく「ザガート」が内外装をデザインした「DB AR1」(「American Roadster 1」の略)が発表され、99台がアメリカ市場のみで限定販売された(生産台数は各100台)。
「ロードスター」の名の通りに幌も無いモデルで、エンジンやシャシーは、元となった「DB7 ヴァンテージ ヴォランテ」と共通のものである。
なお「DB AR1」は、その後アストン・マーティンから独立し「フィスカー」の経営者となったヘンリック・フィスカーもデザインに参画している。また同車は2004年に公開されたアメリカ映画「オーシャンズ12」に、ヴァンサン・カッセル演じる「フランソワ・トゥルアー」の愛車として登場している。
価格とグレード
- DB7/DB7 ヴォランテ(1994年-1999年)
- スーパーチャージャー付き 3.2リットル 直列6気筒DOHCエンジン(330PS/48.8kgm)、4速ATまたは5速MT:1800万円(DB7)、1855万円(DB7 ヴォランテ)
- DB7 ヴァンテージ/DB7 ヴァンテージ ヴォランテ(1999年-2004年)
- ^ テールランプがマツダ・ファミリアアスティナからの流用品。
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