うわさの調査隊 概要

うわさの調査隊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/11 17:04 UTC 版)

概要

1998年4月6日にそれまでこの時間帯に放送されていた「小沢昭一の小沢昭一的こころ」に代わってスタートした。放送回数は「噂のファイルナンバー」として毎回アナウンスされていた。

リスナーから寄せられたニュースに関する素朴な疑問や巷に流れている噂を調査・検証していく番組。毎週金曜日は「1億2000万人の国民大審判!!」(後に「国民大審判」に改題。)と題し、電話(NTT(2004年度よりNTTコミュニケーションズ)のテレゴングを利用)と番組の携帯電話サイトでのアンケートを実施し、参加したリスナーの中から抽選で1名に現金1万円(スペシャルウィークのときは2万円)をプレゼントした。不定期に平日電話アンケートを行う週もあった。

番組の終焉

スポンサーのトヨタグループの業績不振のため、トヨタ・トヨタの販売店が2009年3月末に降板し、その半年後の10月に終了し11年半の放送に幕を閉じた。2009年10月2日の最終回のファイルナンバーは「2998」だった。10月5日から担当者続投で「メキキの聞き耳」に衣替えした[1]

放送時間

放送時間は平日17:15 - 17:30。2009年4月6日時点でWBSを除く24局で次の『ネットワークトゥデイ』とセットになり、この時間から17:45までが全国パートとしてネットされていた。エンディングの2分間(17:25 - 17:27)は『小沢昭一の小沢昭一的こころ』時代と同じくJRN各局より交通情報・天気予報などを放送するローカルタイム枠となっており、この時間にCMを流す局や、エンディングBGMのみが流れ続ける局もあった。

出演者

パーソナリティ・アシスタント

TBSラジオでは「荒川強啓 デイ・キャッチ!」の一コーナーとして放送されており、この番組のパーソナリティも「デイ・キャッチ!」の荒川強啓(当コーナーのみ「隊長」と呼ばれていた)が開始時から担当し、歴代のアシスタントも「デイ・キャッチ!」のアシスタント(井上みよ坂本咲子杉浦舞)が務めた。

調査員

噂を調査・報告する「調査員」は、「デイ・キャッチ!」のスタッフやTBS954情報キャスターが主。月1回、特別調査員として芸能リポーター梨元勝映画評論家襟川クロ大川興業阿曽山大噴火が登場。梨本は最初と最後に必ず荒川から「芸能界のスーパーレポーター」の枕つきで紹介されていた。2008年10月から毎週木曜日(後に毎週金曜日に変更)にはスポーツライターの永谷脩がレギュラー出演(取材先からの電話出演が多かった)し、主にプロ野球に関する話題を展開した。そのほかスポーツ関係では生島淳(スポーツライター)、医学関係では中原英臣医学博士)がコメンテーターで出演することがあった(電話での出演もあった)。

テーマ曲

  • オープニング:「THE CONTINENTAL WAY」(CASIOPEA、オリジナルは1984年のアルバム「DOWN UPBEAT」だが、ここでは1994年に発表した2枚組アルバム「ASIAN DREAMER」に収録したものが使われていた。2009年3月31日まで使用)。
    ※トヨタがスポンサーを降板した2009年4月1日以降は使われず、BGMなしで荒川のタイトルコール兼テーマ発表のあと各局別CMに入る形へと変わった。
  • エンディング

  1. ^ HBC、SBS、CBC、ABC、RCC、RNB、RKBは半年後の番組終了を待たずに2009年4月3日を以て(トヨタのスポンサー降板を機に自社制作枠を拡大する為)「うわ調」ネット受けを打ち切った(次枠「ネットワークトゥデイ」はABCを除き今まで通り放送)。これらの局は後番組の「メキキの聞き耳」についても、2013年4月からネットを開始したSBSを除いて非ネットである(ローカルセールス格下げ後も「うわ調」ネット受けを番組終了時まで続けていたTBC、RFCも現番組「メキキの聞き耳」は非ネットで「ネットワークトゥデイ」のみ放送。さらにIBC、RBCは現番組「メキキの聞き耳」ネットを2010年4月3日を以て打ち切りとし、翌4月5日からは「ネットワークトゥデイ」のみ放送。後釜にはIBCが「ミュージックスクランブル」を、RBCが「小沢昭一の小沢昭一的こころ」と「最上の出会い」をそれぞれ枠移動)。
  2. ^ トヨタの企業スローガンである。以前は「愛される車を目指す」→「クルマが未来になっていく。」
  3. ^ 2005年6月までは「トヨタ自動車」
  4. ^ 番組開始初期は「トヨタディーラー」
  5. ^ 当番組に限らないが、これは岐阜県のトヨタの販売店のCMは岐阜放送に集約されているためである。
  6. ^ MBSラジオでは「ネットワークトゥデイ」「ほっとインフォメーション」は自社製作しているため。ただし事前収録時代の「ほっとインフォメーション」と前身番組の「ホンダ・イブニングダイアリー」はMBSラジオで時差ネットされていた。






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