うずしお (列車)
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臨時列車
阿波踊り号
徳島市で阿波踊りが開催される期間中は、定期「うずしお」の最終列車の後に、徳島駅→高松駅間で臨時特急列車として、「阿波踊り号」を運転している。予讃線の最終特急「ミッドナイトEXP高松」運転開始後は、同列車を徳島駅始発として「阿波踊り号」の列車名で運転し、高松駅以西は時刻が繰り下げとなっていた。2016年以降は高松までの運転になり、高松でミッドナイトEXP高松に乗り換えとなった。過去には団体輸送のため松山まで延長されたことがあり、その際松山駅到着は2時を過ぎていた。
2017年は従来の上り1本に加えて、新たに1往復が同年に登場した2600系気動車で運転された。送り込みのため、初めて下り列車「阿波踊り1号」が設定され、この列車が一般客が乗車できる初の2600系の運用となった。上りは新たに新設された列車が2号、従来からのものが4号となった[6]。なお。この追加された1往復はこの年限りとなった。
- 停車駅
- 徳島駅 - 池谷駅 - 板野駅 - 引田駅 - 三本松駅 - 讃岐津田駅 - 志度駅 - 屋島駅 - 栗林駅 - 高松駅
阿波踊り1・2号は太字の駅のみ停車。なお、2015年以前の高松駅以遠の停車駅は次の通り。
やくおうじ号
四国八十八箇所の23番札所薬王寺(最寄り駅は日和佐駅)への初詣参拝客のために、高松駅 - 日和佐駅間を高徳線・牟岐線経由で正月三が日に運行する臨時特急列車として「やくおうじ号」が運行される。以前は、臨時急行「やくし号」として運転され、「むろと」「阿波」と併結していた。「阿波」の廃止後は特急「やくし号」や「初詣やくし号」、「やくおうじ号」などとして運転され、「うずしお」と併結したり単独で運転したりしていた。2003年以降は「やくおうじ号」になっている。
1往復が運転されるが、2014年までは下りは高松駅→徳島駅間で「うずしお」7号と併結運転し、上りは志度駅で「うずしお」20号を待避するダイヤを組んでいた。2015年以降は、上りが徳島駅までの運転になり、更に、2020年のダイヤ(1月1日から1月5日までの1日1往復で運転)では下りも徳島からの運転及び運転時間の大幅な変更もされている。2021年からのダイヤは1月1日から3日までの1日1往復(計3往復)で運転されている[7][8][9][10]。キハ185系気動車を使用し、普通車のみ2両編成で全車自由席である。「やくし号」、「初詣やくし号」時代は全車指定席で運転される場合もあった。
- 停車駅
- 徳島駅 - 南小松島駅 - 羽ノ浦駅 - 阿南駅 - 桑野駅 - 由岐駅 - 日和佐駅 - 牟岐駅
- 一時期(2008年‐2019年)日和佐駅発着に戻されたことがあったが、現在は牟岐駅発着となっている。
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キハ185系で運行されていたころの「阿波踊り号」
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「うずしお」と併結運転の「やくし号」
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「初詣やくし号」
注釈
- ^ この区間も気動車を使用。
- ^ 他に「九州横断特急・あそ・あそぼーい!」が立野駅で2回方向転換する。
- ^ 「ゆうゆうアンパンマンカー」を連結して営業している場合を除く。
出典
- ^ a b 『JR時刻表』2022年4月号、交通新聞社。
- ^ 『列車編成席番表 2010冬』、交通新聞社、2009年、[要ページ番号]、ISBN 978-4-330-11709-6。
- ^ a b 『新型特急気動車「2600 系」の営業運転開始について』(PDF)(プレスリリース)四国旅客鉄道、2017年9月25日 。2017年9月25日閲覧。
- ^ “『徳島市阿波おどり』にあわせて増結運転”. 『鉄道ファン』交友社 railf.jp鉄道ニュース (2016年8月15日). 2023年4月7日閲覧。
- ^ a b 『鉄道ジャーナル』第32巻第3号、鉄道ジャーナル社、1998年3月、89頁。
- ^ 『夏の臨時列車運転のお知らせ』(PDF)(プレスリリース)四国旅客鉄道、2017年5月19日 。2023年4月7日閲覧。
- ^ “特急「やくおうじ号」2021年運転予定”. 鉄道コム. 2021年1月1日閲覧。
- ^ “JR四国が薬王寺の初詣客向けに臨時特急列車”. 徳島新聞電子版. 2022年1月2日閲覧。
- ^ “特急 やくおうじ号 運転(2023年1月1日)”. 鉄道コム (2022年10月29日). 2023年1月1日閲覧。
- ^ “特急 やくおうじ号 運転(2024年1月1日)”. 鉄道コム (2023年11月3日). 2023年12月21日閲覧。
- ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '96年版』ジェー・アール・アール、1996年7月1日、186頁。ISBN 4-88283-117-1。
- ^ 『平成20年3月ダイヤ改正について』(プレスリリース)四国旅客鉄道、2007年12月20日。 オリジナルの2007年12月23日時点におけるアーカイブ 。2007年12月23日閲覧。
- ^ 『平成23年3月ダイヤ改正について』(プレスリリース)四国旅客鉄道、2010年12月17日。 オリジナルの2010年12月20日時点におけるアーカイブ 。2010年12月20日閲覧。
- ^ 『平成24年3月ダイヤ改正について』(プレスリリース)四国旅客鉄道、2011年12月16日。 オリジナルの2011年12月17日時点におけるアーカイブ 。2011年12月17日閲覧。
- ^ 『平成26年3月ダイヤ改正について』(プレスリリース)四国旅客鉄道、2013年12月20日。 オリジナルの2013年12月25日時点におけるアーカイブ 。2013年12月25日閲覧。
- ^ 『平成30年3月ダイヤ改正について』(PDF)(プレスリリース)四国旅客鉄道、2017年12月15日 。2023年4月7日閲覧。
- ^ 『新型特急気動車「2700系」の営業運転について』(PDF)(プレスリリース)四国旅客鉄道、2019年7月29日 。2019年9月28日閲覧。
- ^ “新型コロナウイルスの影響による運休等について【特急列車】”. 四国旅客鉄道. 2020年4月23日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “特急・快速・普通列車の運休(5月16日〜6月12日)”. 四国旅客鉄道. 2020年5月22日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “新型コロナウイルスの影響による運休等について【特急列車】”. 四国旅客鉄道. 2020年6月12日閲覧。[リンク切れ]
- ^ 『四国の観光を元気にする取り組み(第1弾)JR四国のキャンペーン及び各種施策について』(PDF)(プレスリリース)四国旅客鉄道 。2020年7月3日閲覧。
- ^ 『2024年3月ダイヤ改正について』(PDF)(プレスリリース)四国旅客鉄道、2023年12月15日 。2024年3月19日閲覧。
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