racism
「racism」とは・「racism」の意味
「racism」とは、人種差別の考え方や行動を指す言葉である。これは、ある人種が他の人種よりも優れているという信念に基づいて、他の人種に対して差別的な態度や行動をとることを意味する。racialというキーワードは、人種に関連した事柄を表す言葉であり、racismはracialな差別を表す。「racism」の発音・読み方
「racism」の発音は、IPA表記では /réɪsɪzm/ であり、IPAのカタカナ読みでは「レイシズム」となる。日本人が発音するカタカナ英語でも「レイシズム」と読む。「racism」の語源・由来
「racism」の語源は、フランス語の「racisme」であり、これは「race」という言葉に由来する。また、「race」はラテン語の「radix」(根)から派生した言葉である。この言葉は、19世紀後半から20世紀初頭にかけて、人種差別の考え方が広まるにつれて使用されるようになった。「racism」を含む英熟語・英語表現
「against racism」とは
「against racism」とは、人種差別に反対するという意味である。この表現は、人種差別に対する抗議や意見を示す際に使用されることが多い。「say no to racism」とは
「say no to racism」とは、人種差別に反対するという意味で、人種差別を許さないという強い意志を表す表現である。このフレーズは、人種差別に対する抗議や啓発活動のスローガンとしてよく使われる。「racism」の使い方・例文
1. Racism is a serious social issue that needs to be addressed.(人種差別は、解決すべき深刻な社会問題である。) 2. The government is implementing policies to combat racism.(政府は人種差別と闘うための政策を実施している。) 3. Racism can lead to discrimination and violence.(人種差別は差別や暴力につながることがある。) 4. Education is essential in raising awareness about racism.(人種差別についての認識を高めるために、教育が重要である。) 5. The movie explores the theme of racism in society.(その映画は社会における人種差別のテーマを探求している。) 6. Racism has no place in our community.(私たちのコミュニティでは人種差別は容認されない。) 7. The organization is dedicated to fighting against racism.(その組織は人種差別と戦うことに専念している。) 8. Racism can be both overt and subtle.(人種差別は、露骨なものもあれば、微妙なものもある。) 9. The history of racism is complex and deeply rooted in society.(人種差別の歴史は複雑で、社会に深く根ざしている。) 10. We must stand together to eradicate racism.(私たちは団結して人種差別を根絶しなければならない。)レイシズム【racism】
人種主義
(racism から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/08 02:57 UTC 版)
人種主義(じんしゅしゅぎ、英語: racism、レイシズム[注釈 1])とは、人種間に根本的な優劣の差異があり、優等人種が劣等人種を支配するのは当然であるという思想、イデオロギー[3]。人種主義は、身体的差異と考えられるものに結びついている点でエスノセントリズムとは異なる[4]。
注釈
- ^ 文化人類学者ルース・ベネディクトの著書『レイシズム』によって、1940年代に「レイシズム」という用語がアメリカの一般の人々に知られるようになった[1][2]。
出典
- ^ ヒラリー・ラプスリー著・伊藤悟訳『マーガレット・ミードとルース・ベネディクト ふたりの恋愛が生んだ文化人類学』明石書店、2002年7月30日 初版第1刷発行、ISBN 4-7503-1608-3、14~15頁、558頁。
- ^ ルース・ベネディクト著・阿部大樹訳『レイシズム』講談社、2020年4月7日 初版第1刷発行、ISBN 4065193877、202~219頁。
- ^ 日本大百科全書(ニッポニカ)『人種主義』 - コトバンク
- ^ ブリタニカ国際大百科事典『人種主義』 - コトバンク
- ^ ルース・ベネディクト『レイシズム』講談社学術文庫、2020年、118頁。
- ^ a b c d 原田一美 2006, pp. 58.
- ^ a b c d 原田一美 2006, pp. 62.
- ^ 高田紘二 「ヒュームと人種主義思想」奈良県立大学研究季報 12(3・4), 89-94,2002年
- ^ 原田一美 2006, pp. 59.
- ^ 「図説 啓蒙時代百科」p166 ドリンダ・ウートラム著 北本正章訳 原書房 2022年8月5日第1刷
- ^ a b c 原田一美 2006, pp. 60.
- ^ 原田一美 2006, pp. 59–60.
- ^ 原田一美 2006, pp. 61.
- ^ 『アフリカを知る事典』、平凡社、ISBN 4-582-12623-5 1989年2月6日 初版第1刷 p.466
- ^ 「植民地共和国フランス」p75 N.バンセル、P.ブランシャール、F.ヴェルジェス著 平野千果子、菊池恵介訳 岩波書店 2011年9月27日第1刷
- ^ 「帝国主義」(ヨーロッパ史入門)p39-42 アンドリュー・ポーター著 福井憲彦訳 岩波書店 2006年3月28日第1刷
- ^ 黒田 貴史「“さようなら、福沢諭吉さん あなたに学ぶものはありません“ 」本誌編集委員・編集者・黒田 貴史 | コラム/深層
- ^ Donald J. Mrozek, "Cultural Background to the War", Loyd E. Lee (ed.), World War II in Asia and the Pacific and the War's Aftermath, Greenwood Press, Westport, Connecticut, 1998, ISBN 0-313-29326-0, p. 392.
- ^ 「人種主義の歴史」p129-131 ジョージ・M・フレドリクソン著 李孝徳訳 みすず書房 2009年12月18日発行
- ^ a b c 原田一美 2006, pp. 68.
- ^ 原田一美 2006, pp. 73–74.
- ^ 原田一美 2006, pp. 63.
- ^ 原田一美 2007, pp. 6–9.
- ^ a b 原田一美 2010, pp. 158.
- ^ 原田一美 2010, pp. 164.
- ^ 南利明 & 民族共同体と法(11), pp. 104.
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