definiteとは? わかりやすく解説

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definite

別表記:デフィニット

「definite」とは・「definite」の意味

「definite」とは、明確な確定的な限定されたといった意味を持つ英単語である。対義語として「indefinite」があり、これは不確定的、無限のといった意味を持つ。また、definitely」は副詞で、確かに間違いなくといった意味で使われる一方、「definition」は定義や説明といった意味である。

「definite」の発音・読み方

「definite」の発音は、/défənət/であり、カタカナ表記では「デフィニット」となる。

「definite」の語源・由来

「definite」は、ラテン語の「definitus」が語源であり、これは「限定された」や「明確な」といった意味を持つ。さらに、「definitus」は動詞「definire」から派生しており、「限定する」や「明確にする」といった意味がある

「definite」の覚え方

「definite」の覚え方として、英単語define」(定義する)と「-ite」(~的な)を組み合わせたものと捉えると、明確な確定的なといった意味がイメージしやすい。

「definite」を含む英熟語・英語表現

「positive definite」とは

positive definite」は、数学分野用いられる表現で、正定値行列を指す。正定値行列は、特定の性質を持つ行列であり、固有値がすべて正の値であることを意味する

「definite article」とは

「definite article」は、限定冠詞意味する英語表現である。英語では「the」が限定冠詞であり、特定の物や人を指す際に用いられる

「definite」の使い方・例文

1. The results of the experiment were definite.(実験の結果は明確であった。)
2. She has a definite plan for her future.(彼女は将来明確な計画持っている。)
3. The manager made a definite decision.(マネージャー確定的な決断下した。)
4. The definite article in English is ""the"".(英語の限定冠詞は「the」である。)
5. The contract has a definite term.(契約には確定的な期間がある。)
6. The weather forecast is not definite.(天気予報確定的ではない。)
7. He definitely needs to improve his communication skills.(彼は確かにコミュニケーションスキル向上させる必要がある。)
8. The definition of the word is clear.(その単語の定義は明確である。)
9. The meeting time is still indefinite.(会議時間はまだ不確定である。)
10. The positive definite matrix has specific properties.(正定値行列特定の性質持っている。)

(definite から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/12 18:50 UTC 版)

仏教における(じょう)、サマーディ: samādhi)は、心をひとつの対象に集中し心の散乱がないという精神の作用や、そのようにすることや、定まっているその状態を指す[1][2]。また、一般に心を散乱させないようにする修行、及びそれによってもたらされた特殊な精神状態をも総称して定という[1]。samādhiの音写が三昧(さんまい)であり、三摩地とも書かれた。


注釈

  1. ^ 竹村牧男によれば、部派仏教では人間は釈尊にはほど遠く、修行しても及ばないと考えられており、修行の最終の地位は阿羅漢であるという[24][25]
  2. ^ 荒牧典俊の訳注によれば、十地経のこの箇所がこのように説く定というのは、概念作用も感情も滅尽する最高位の禅定であって、非想非非想処に属するものであるという[要検証][27]

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac 総合仏教大辞典編集委員会『総合佛教大辞典』法蔵館、2005年、687-689頁。ISBN 4-8318-7070-6 
  2. ^ a b c d (編集)中村元、田村芳朗、末木文美士、福永光司、今野達『岩波仏教辞典』(2版)岩波書店、2002年、513-514頁。ISBN 4-00-080205-4 
  3. ^ a b c d 吉瀬 勝「倶舎論における中間定解釈」『印度學佛教學研究』第31巻第1号、1982年、320-325頁、NAID 130004024564 
  4. ^ 『大正大蔵経』巻43、740頁
  5. ^ 『岩波 仏教辞典 第二版』401頁「三昧」
  6. ^ a b マハーシ長老 著、ウ・ウィジャナンダー 訳『ミャンマーの瞑想―ウィパッサナー観法』国際語学社、1996年、162頁。ISBN 4-87731-024-X 
  7. ^ Vism.84–85; PP.85
  8. ^ Buddhaghosa & Nanamoli 1999, p. 437.
  9. ^ Buddhaghosa & Nanamoli (1999), pp. 90–91 (II, 27–28, "Development in Brief"), 110ff. (starting with III, 104, "enumeration"). It can also be found sprinkled earlier in this text, as on p. 18 (I, 39, v. 2) and p. 39 (I, 107).
  10. ^ a b c d 長崎法潤「滅尽定について」(pdf)『大谷学報』第39巻第2号、1959年11月、64-76頁。 
  11. ^ a b c 服部弘瑞『原始仏教に於ける涅槃の研究』山喜房仏書林、2011年、610頁。ISBN 978-4796302135  該当ページでは受想滅[定]とあり、定 samāpatti が抜けた表記。
  12. ^ 桐山靖雄『人間改造の原理と方法―原始仏教から密教まで』平河出版社、1977年、198頁。  ASIN B000J8OBDK
  13. ^ a b c 太田蕗子「大乗菩薩道における無相と滅尽定の背景について」『印度學佛教學研究』第64巻第1号、2015年12月20日、402-397頁、NAID 110010033496 
  14. ^ ダライ・ラマ14世テンジン・ギャツォ 著、菅沼晃 訳『ダライ・ラマ 智慧の眼をひらく』春秋社、2001年、132、索引16頁。ISBN 978-4-393-13335-4  全面的な再改訳版。(初版『大乗仏教入門』1980年、改訳『智慧の眼』1988年)The Opening of the Wisdom-Eye: And the History of the Advancement of Buddhadharma in Tibet, 1966, rep, 1977。上座部仏教における注釈も備える。
  15. ^ ākāśānañcāyatana-samāpatti
  16. ^ viññāṇañcāyatana-samāpatti
  17. ^ ākiñcaññāyatana-samāpatti
  18. ^ nevasaññānāsaññāyatana-samāpatti
  19. ^ saññāvedayitanirodha
  20. ^ 藤本晃「パーリ経典に説かれる「九次第定」の成立と構造」『印度學佛教學研究』第53巻第2号、2005年、891-888頁、doi:10.4259/ibk.53.891NAID 130004027834 
  21. ^ 藤本晃 『悟りの4つのステージ: 預流果、一来果、不還果、阿羅漢果』 サンガ、2015年、274頁。
  22. ^ この場面は、中村元訳『ブッダ最後の旅 - 大パリニッバーナ経』(岩波文庫)では169-170頁に記載されている。
  23. ^ 藤本晃 『悟りの4つのステージ: 預流果、一来果、不還果、阿羅漢果』 サンガ、2015年、209頁、260-269頁。
  24. ^ 竹村牧男 『「覚り」と「空」』 講談社、講談社現代新書、1992年1月、118頁および125頁。
  25. ^ 竹村牧男 『インド仏教の歴史』 講談社、講談社学術文庫、2005年7月、133頁および140頁。なお、本書4頁によれば、本書は、竹村牧男『「覚り」と「空」』(講談社現代新書)の再刊である。
  26. ^ a b 平川彰・編纂 『仏教漢梵大辞典』 霊友会、740頁「滅尽定」、及びその対照逐訳。
  27. ^ a b 荒牧典俊訳 『大乗仏典 第八巻 十地経』 中央公論社、1974年1月、222-223, 392頁。
  28. ^ 太田蕗子「ツォンカパ著『密意解明』における菩薩の修道階梯 : 滅尽定を中心として」『日本西蔵学会々報』第54号、2008年6月1日、33-45頁、NAID 110009841250 


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