bpsとの混同とは? わかりやすく解説

bpsとの混同

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/13 14:59 UTC 版)

ボー」の記事における「bpsとの混同」の解説

ボーデータ転送レートを表すbpsビット毎秒)は本来は異な概念である。例えば、被変調波伝送する1回パルス変調信号1ビット対応する場合、1baudのときのデータ転送レートは1bpsとなる。被変調波1回ピーク4ビット情報対応する場合、1baudでも転送効率は4bpsである。 ところが、転送レートのことをボー・レートと呼ぶような誤った用法過去には存在し、現在もその名残見られることがある。その理由は、かつては1回変調1ビット転送するために、変調回数転送効率一致するシステム多かったためである。しかし、今日では、帯域幅効率的に利用するために1回変調複数ビット(たとえば4ビット)をコード化するのが一般的であり、変調回数転送レートとは数字的には一致しないことのほうがむしろ多いので、注意が必要である。 以下にパソコン通信時代広く普及した代表的なモデムbpsボーの関係を説明する。 たとえば、四位相偏移変調 (QPSK) によって1回変調で2ビット処理されている通信速度1200bpsのモデムは、600ボーである。また、9600bpsのモデムでは多く場合変調方式16QAMであり1回変調4ビット送り出し変調レート2400ボー済み64QAM変調方式では1回変調当たり6ビットであり、2400ボーでは6倍の14,400bpsの通信速度得られる

※この「bpsとの混同」の解説は、「ボー」の解説の一部です。
「bpsとの混同」を含む「ボー」の記事については、「ボー」の概要を参照ください。

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