2400ボー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/07 06:51 UTC 版)
「カンサスシティスタンダード」の記事における「2400ボー」の解説
MSXはデフォルトで、エイコーンと同じビットエンコーディングによる標準の1200ボーと、オーディオレートを2倍にする2400ボーの両方に対応している。2400ボーのバリエーションでは、「0」ビットは2400 Hzの1周期、「1」ビットは4800 Hzの2周期である。エイコーンとは異なり、MSXは1つの「0」スタートビットに加えて2つの「1」ストップビットを使用するため、1200ボーでの実効レートは約873ビット/秒、2400ボーでの実効レートは約1,745ビット/秒である。マシンのBIOSは、理想的なオーディオソースから最大3600ボーでデータを読み出すことができる。 Bob CottisとMike Blandfordによって提案され、アマチュア・コンピュータ・クラブのニュースレターで発表されたQuick CUTS規格も2400ボーで動作する。これは、「0」を1200 Hzの半周期、「1」を2400 Hzの1周期としてエンコードしていた。受信機は位相同期回路を使用して自己クロックしていた。1978年に発行されたこの特許は、同様のCMI符号(英語版)の1982年の特許よりも前に発行されている。
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