U-RB/AB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/01 05:15 UTC 版)
1990年2月に平成元年排出ガス規制適合。レインボーRB・レインボーABともフロント・リヤデザインをマイナーチェンジしたほか、細部が改良されている。型式は以下のとおり。 U-RB1WGAA - W04C-T型エンジン(直4ターボ付き・140ps) U-RB2WGAA - W04D型エンジン(直4無過給・120ps) U-AB2WGAA - W04D型エンジン(直4無過給、120ps) 1992年のモデルチェンジで、レインボーRBはホイールベースを縮小して前扉仕様を追加した。前扉仕様は路線バス用としてもふさわしく、前後2ドア仕様も登場し、コミュニティバスやローカル路線などの小規模需要にも応えることとなった。また特装車用の胴殻車も設定された。エンジンは前扉仕様(型式U-RB1WEAA)が、W04C-TI型(直4ターボインタークーラー付き、165ps)もしくはW04C-T型(直4ターボ付き、140ps)でグレードによって搭載される。また、中扉仕様も継続され、エンジンはW04D型(直4無過給、120ps)が搭載される。 1993年には、トルクコンバーター式3速オートマチック車(トランスミッションは大金製作所(現・エクセディ)製「PATM」)が追加され、ターボインタークーラー付きの機種に設定された。また前扉仕様には車速感応式パワーステアリングも標準装備となった。 レインボーABは、フロントエンジンを生かして後部に車椅子用リフトを装備できた。宮園自動車向けなどには後部オーバーハングを延長し収容力を向上させたタイプも納入されている。 1995年の平成6年排出ガス規制に伴うフルモデルチェンジにより、レインボーRBことRB系はRX系へ型式を改め、車種名もリエッセに改められた。同時にレインボーABことAB系は製造中止となりラインナップから消えるが、1996年にトヨタ自動車からのOEM供給によるリエッセIIことXZB系を発売してこのクラスをカバーするようになった。 レインボーRB常交観光自動車P-RB145AA レインボーRB神奈川中央交通U-RB1WEAA
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