SRIジャケット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/05 08:10 UTC 版)
牧・三沢・野村が携行する、特殊繊維で作られた密閉性の高い多機能防護服。防毒・耐熱・防弾・耐寒・防刃などを合わせ持つ特殊繊維であり、様々な場面で優れた効果を発揮する。通常はコンパクトに折りたたまれてベルト内の携帯ケースに収納されており、必要に応じて取り出して瞬間的に装着する。斜め向きに付いているジッパーが特徴。内容の深化に反比例するかのように、第2クールに入ってからは使用の頻度が極端に低下した。 材質・色 断熱性・耐ガス性・衝撃吸収性・防刃性を合わせ持つ特種繊維。実動隊員の一人である牧史郎が開発した。 全体の色はベージュ系 ただし、後述のキルティング部は茶色系 構造・サイズ 腰丈のジャケットスタイルである。背広の上から着用出来るように、オーバーサイズに作られている。 身頃 外袖の延長生地から下の、スライドファスナー右前身頃側の帯状のベース生地部を除く部位は、キルティング生地となっている。 前身頃左右に、スライダー上端時に閉となる、ファスナー開閉式のスラッシュポケットを持つ。 フロントファスナー は、左裾から右肩に渡って斜めに付いている。ファスナーに沿って前身頃側に幅7cmほどの帯状のベース生地のパーツがある。 背中にフード収納用の大型フラップがある。前端は肩の頂点よりもやや前方に位置する。下端が開いており、そこからフードを出し入れする。 フラップの左右の肩部には大型のスナップボタンらしきものが見られる。 裾は全周ラバーバンド伸縮式 襟 右前(右が身体側)の面ファスナー開閉式のスタンドカラーである。 フード ドローコード(絞り紐)を内蔵している。コードの端部にコードロックなどは装備されておらず、結んで固定する。 袖 袖は山袖から延長された生地が見頃上部と一体となった方式のラグランスリーブである。袖口はスナップボタン開閉式。 左肩部にSRIの刺繍パッチがある。 携行ケース 寸法は縦10cm×幅15cm×厚さ3cmほど。形状は左端部が開いた扁平円筒状。色は黒もしくは濃い灰色。 背広の裾に隠すように、ベルトの右腰部に常時装着されている。ジャケットは圧縮して収納されている。 ガスカートリッジの圧力を用いたジャケットの射出機能を有する。射出は、ケース右端から出た紐を引くことにより、左端の開口部から行われる。 射出されたジャケットは、空気との衝突で自動的に展開され減速するため、着用者は容易に掴んで着用することが出来る。
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