SC21型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/05/21 07:51 UTC 版)
「ホンダ・CBR1000F」の記事における「SC21型」の解説
1986年に西ドイツ(現・ドイツ連邦共和国)ケルンモーターショーで発表。翌1987年よりヨーロッパでの販売が開始された。 車体はCBR750と共通のダイヤモンド型フレームにフルカバードカウルを装着するスポーツツアラーであるが、搭載されるSC21E型水冷4ストローク4バルブDOHC並列4気筒エンジンは、CBR750用RC27E型の内径x行程:70.0x48.6(mm)を77.0x53.6(mm)へ拡大し排気量を998㏄とした上で圧縮比10.5から最高出力132ps/9,500rpm・最大トルク10.6kg-m/8,500rpmを発揮する。 RC27E型に対してSC21E型では燃料供給を行う4基のキャブレターをVG60A型からVG80型へ変更したほか、エンジンオイル容量を4.1L→4.3Lへ増量。またカムシャフト駆動がカムギアトレーンから通常のタイミングチェーンへ変更、さらには常時噛合式6段マニュアルトランスミッション・1次減速・2次減速のギア比が異なるなどの差がある。
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