HAMMR(ハマー)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/28 06:32 UTC 版)
「うしおととらの登場キャラクター一覧」の記事における「HAMMR(ハマー)」の解説
正式名称は「HEAD ANTI METAMORPHOSE MEASURE RESEARCH」(対妖怪変化測定研究所)。 妖怪を科学的に研究、分析すると同時に、対妖怪用の兵器を開発する為にアメリカ政府の命で組織された機関。当初は政府も研究に乗り気だったが、上層部が白面の者の呪いで次々と殺されたため、撤退を余儀なくされた。しかし、一部の職員は残り、強引なやり方で研究を続けていた。 開発した対妖怪用兵器「キルリアン振動器」は当初は不完全だったが、白面の細胞から産まれた妖怪との実戦データを素に改良され、最終決戦では人間側での重要な戦力となった。特に潮に託した小型キルリアン振動機「チェシャキャット」は、白面を最終決戦の場となる結界内に囲い込む決定打となった。 ヘレナ・マーコフ 声 - 津賀有子(テレビアニメ版) 大脳生理学・臨床心理学・精神分析学の専門家。ポールという一人息子がいたが、彼が難病(本人曰く「筋肉の病気」)で死んでしまって以来、科学に没頭するようになってしまう。潮ととら、そして麻子の姿に希望を見出し、麻子を庇って傷を負い自身の死期を悟り自爆する研究室に残り潮と麻子への謝罪を残し息子の名前を呟きながら死亡した。 ニコラス・ケストラー 声 - 沢木郁也(テレビアニメ版) 医療電子工学、特殊遺伝子解析、キルリアン振動理論の完成者。最初は強引すぎる研究方法で潮と敵対したが後に和解。突貫で作り上げた防護装置によって婢妖の侵入を防いでいたため、潮に関する記憶も失わなかった数少ない人間の一人。守矢を介して潮を呼び出すと「石喰いの鎧」を授けた。若い頃はボクシングの経験もあったらしく、決戦の後に潮との勝負を申し込むが、黒炎に襲撃されたハマー本部の崩落に巻き込まれ、マルコと共に生死不明となった。 マルコ・パブロティ 声 - 有本欽隆(テレビアニメ版) 思想家にして、心理研究家、超心理学の権威。ヘレナとは幼馴染みで、ニコラスとともにヘレナに想いを寄せていたようである。ニコラスとともに婢妖の侵入を防いでいたため潮に関する記憶を失わなかった。最終決戦では麻子を通じて潮に渡した小型キルリアン振動器「チェシャキャット」の発動をする活躍を見せるが、ニコラスと共に生死不明となった。
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