GT3/GB3形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 06:40 UTC 版)
老朽化した旧型車両の機器を流用して製造された、2本の車軸を持つ車体と車体中央に1本の車軸のみが設置された車体が繋がるという独特の構造が特徴の2車体連接車。2軸車体側に運転台や主電動機、パンタグラフを有する電動車(GT3形、901-928)と動力を持たない付随車(GB3形、1901-1928)が1955年から1958年までハンザ車両製造(ドイツ語版)で製造された。 大型ボギー車と共に1950年代以降のブレーメン市電における輸送力増強に貢献したが、GT4/GB4形登場後は運用範囲が縮小し、1977年までに営業運転から撤退した。以降はGT3形917が団体用車両"Partywagen"として1980年まで使用され、2002年以降は原型に復元の上動態保存されている。 形式製造年総数軌間編成運転台車軸数備考・参考GT3GB3 1955-58 28編成(GT3)28編成(GB3) 1,435mm 2車体連接車 片運転台 3本 全長全幅全高着席定員立席定員16,100mm 2,140mm 3,190mm 32人(GT3) 95人(GT3) 重量最高速度電動機電動機出力編成出力17.0t(GT3) ? AEGUS 0351 76kw(GT3) 142kw(GT3)
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