ED形とは? わかりやすく解説

ED形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/07 06:40 UTC 版)

黒部峡谷鉄道ED形電気機関車」の記事における「ED形」の解説

番号が8から始まっているが、1-7(4は欠番)および12はかつてEB形が使用していた。 ED8 - ED11 日本電力専用鉄道時代1934年黒部川第三発電所建設備えて製造された、凸形車体を持つ東洋電機製の機関車である。ED11車体焼失し1957年ナニワ工機車体新造したため車体が他の機関車より丸味を帯びている。営業期間中は主に欅平駅常駐し関西電力黒部専用鉄道の「欅平下部駅竪坑下部駅欅平駅構内扱い)」との間で入換使用されているが、機関車入替のため本線工事列車牽引することもある。ED8運用離脱し黒部市の新黒部駅駅前ハフ2627客車とともに保存されている。また、ED112013年12月運用離脱2014年4月より休止車両となり、宇奈月駅近くの「トロッコ広場」でハフ10客車とともに保存展示されている。 ED13, ED15 - ED17ED14欠番地方私鉄変更後登場した日立製の凸形機関車で、ED131957年ED15 - ED171958年製造された。主電動機出力ED13が35kW、ED15 - ED17は42kWに増強されている。ED8 - ED11よりも車体長伸びているほか、車体は丸味を帯びキャブが下まで突き出している。ED17正面窓がHゴム支持3枚となっている。ED15, ED161974年EHEH101, EH102に改造され1993年ED17EDR形に、ED131993年EDS形改造されている。 ED18 - ED30 箱型車体を持つ日立製の機関車で、1966年から1998年の間に製造された。主電動機出力は42kWになっている。ED22 - ED30EDM形に、ED18 - ED21EDR形改造されている。

※この「ED形」の解説は、「黒部峡谷鉄道ED形電気機関車」の解説の一部です。
「ED形」を含む「黒部峡谷鉄道ED形電気機関車」の記事については、「黒部峡谷鉄道ED形電気機関車」の概要を参照ください。

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